フツナ島とは? わかりやすく解説

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フトゥナ‐とう〔‐タウ〕【フトゥナ島】

読み方:ふとぅなとう

Futuna南太平洋フランス海外領土ウォリスフトゥナ諸島の島。東隣のほぼ無人となったアロフィ島とともにフトゥナ諸島構成する火山性の島で起伏に富む。最高峰はプケ山(標高524メートル)。南岸レーバに政庁舎・王宮警察署などがある。サモア住民が多い。


フツナ島

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/07/14 02:27 UTC 版)

フツナ諸島

フツナ島(フツナとう、Futuna)は、フランス海外領ウォリス=フツナの島。近くのアロフィ島とともにフツナ諸島を形成する。火山島であり、島の周りにはサンゴ礁が発達している。西部のシガベと東部のアロの二つの伝統的な王国に分かれており、現在でも両王国は自治権を有する。

人口は4,871人(2003年)で、そのうち2,991人が東部のアロ王国に、1,880人が西部のシガベ王国に居住している。フツナの最高峰は524mのプケ山である。島の面積は83km2で、そのうち53km2がシガベ王国、30km2がアロ王国領である。

フツナ島はウィレム・スホーテン英語版とヤコブ・ラ・マイアーの二人によって1616年に発見された。彼らはニウアフォオウ島に立ち寄った後にこの島を訪れた。彼らはこの双子の島をホールン島と名づけ、これが英語・フランス語でのこの諸島の呼び名となった。

シガベとアロの両王国の国王は貴族階級から選ばれ、フランスの下で住民を統治している。ポイ村を除くすべての村は島の南東岸にあり、西からトロケ、フィウア、ヴァイセイ、ヌク、そしてフツナの首府であり波止場のあるレーバ村までがシガベ領で、その東のタオア、マレレ、オノ、コリア、ヴェレ(ポイント・ヴェレ空港がある)、そして北岸のポイ村がアロ領である。住民はウベア島と同じく深くローマ・カトリックを信仰しており、1841年殉教したポリネシア唯一のカトリックの聖人ピエール・シャネルの大聖堂がポイ村にある。一方、フツナの住民はサモア系で、トンガ系のウベア島民とは文化や言語が大きく異なる。フツナ人はフツナ語とフランス語を話す。


座標: 南緯14度17分 西経178度09分 / 南緯14.283度 西経178.150度 / -14.283; -178.150



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