ファウスト (GUILTY GEAR)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/10/01 16:49 UTC 版)
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ファウスト | |
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GUILTY GEARシリーズのキャラクター | |
ゲームでの初登場 | GUILTY GEAR X |
声 | 近藤隆 |
詳細情報 | |
肩書き | 医師 |
出身 | 不明 |
ファウスト (FAUST) は、2D対戦格闘ゲーム「GUILTY GEARシリーズ」に登場する架空の人物。担当声優は近藤隆。
設定
- 頭に紙袋を被り、途轍もない長身と身体能力を持つ謎の医師。正体は謎に包まれている。
- 通常はワイシャツとスラックスを着用し、その上から白衣を纏った姿だが攻撃の際には、頭がそのままで野球帽を着用した半袖シャツと半ズボンの少年の姿に変化することがある。
- 足元は、素足と靴の組み合わせで通しているかのように足首が露出する形で描かれている[1]。
- 身体の各部を改造しているかのような描写で描かれており、本人自身が既に人外魔境の域に達しているとも受け取れる面を見せている。
- 対戦中は奇怪な動きとふざけた言動を繰り返す為、変態のように思われがちでシリーズ中でもコメディリリーフ的な立場に回ることが多いが、実は良識のある人物。平常時の物腰はとても穏やかで、患者に対しては真摯に応対している。 『Xrd』のキャラクター紹介では、奇天烈な言動についてはかつて乱心し人格が破綻してしまったことの後遺症とされている。
- 闇医者だが腕は立ち、どんな奇病でも無償で治してしまう事が話題を呼んでいる。ザッパやアクセルなどの異能者も彼の元へ来訪している。医学的見地の必要としない分野までは対応し切れない様子だが、最善の限りを尽くして治療しようと努力はしている。
- 法力に関しても他の追随を許さないほど高く、かなりの技術が必要とされる空間移動を事も無げにやっていたりする。
- デザインの元ネタは、ゼネラルディレクターの石渡太輔の同僚のプログラマーの落書きや映画『エレファント・マン』である。
ボルドヘッドとの関連
- 初代GGに登場したDr.ボルドヘッドとは体格や通常技、行動動機など多くに共通している事柄が見受けられる。石渡ゼネラルディレクターは「当初はDr.~と別人の美男子にする予定があった」などの発言を残している為、同一人物である事を示唆している。
- ゲーム本編においても明確なアナウンスはないが、数々の示唆が描写されている。また、家庭用のストーリーモードでは同一人物であることをうかがえる描写が追加されている。
- カイは勝利メッセージで“キテレツな技の数々”に既視感を抱き、ハゲが嫌いなメイは言い知れぬ寒気を覚えている。
- ある事情からヴェノムを追い詰めた際の問答で「Dr.・・・」と言いかけた際、「その名で私を呼ばないで下さい」と怒りのこもった声でヴェノムを殴打している。
- イノと対峙した際には過去に虐殺者であったことを匂わせる指摘をされており、当のファウストは実質的に否定をしていない[2]。
- ジョニーに対して「問題はない」という旨の回答をする際に「無問題です」と広東語を使っている(Dr.ボルドヘッドは中国出身)。
- Xrdでのテーマ曲「Destructive Goodwil」ではサビなどの一部にDr.ボルドヘッドのテーマ「Suspicious Cook」が使われている。
- 石渡太輔はボルドヘッドとファウストの関連性について、「それについてはドリームで(笑)」と述べており、明言を避けている[3]。
ストーリー
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- GUILTY GEAR X
- かつて名医と呼ばれていたが、ある時に医療ミスから少女を死なせてしまい発狂し、殺人鬼と成り果ててしまう。その後次元牢に投獄されるが、第二次聖騎士団員選考武道大会を経て正気を取り戻す。彼は罪を償うために自殺も考えていたが贖罪の為に生きる事を決意する。旅の最中で少女の死が医療ミスではなく何者かによる謀殺であることが判明し、あらゆるものの命を救う傍ら、事件の真実を追い掛けていく。
- GUILTY GEAR XX(ストーリーモード)
- ヴェノムの話から、事件の実行犯がアサシン組織であること、直接の依頼主がファウストを妬んでいた嘗ての同僚であったこと、その人物は傀儡に過ぎず事件の裏に「終戦管理局」が絡んでいることを知り、真相究明に奔走する。また、『名医』と名高いファウストの治療を受ける事を望むザッパと邂逅し、交流する。
- GUILTY GEAR2 OVERTURE(略歴)
- 設定資料集にあるカイのショートストーリーよれば、木陰の君(ディズィー)の出産に、カイと懇意の仲である「普通の医師では対応出来ないような出産状況でも適切な処置の出来る名医」が立ち会う描写があるが、それがファウストであるかどうかは明示されていない。
- GUILTY GEAR Xrd -SIGN-(アーケードモード)
- スレイヤーの協力により、ザトー=ONEが少女の死の事情について深く知っていることが判明し、蘇った彼に事情を訊くために彼の元へ向かう。ザトーの元へ辿り着いたファウストは、少女を救うためにファウストが提唱した「黄泉還り」へと繋がる新たな法式を秘匿・独占しようとした元老院が、ファウストの失脚を狙ってアサシン組織が少女を暗殺するよう仕向けたことを告げられる。なお、これによりザトー=ONEに対して悪感情を抱く設定が追加された。
- GUILTY GEAR Xrd -REVELATOR-(エピソードモード)
- 「ゆりかご事件」の直後、黒幕が元老院でなく更にその上の存在がいることを察知。元老院の唯一の生き残りであるクロノスと共に異変が発生しているジャパニーズコロニーへと向かう。
脚注
参考資料
- 「ギルティギアゼクス ドラフティングアートワークス」 エンターブレイン、2001年 ISBN 978-4757703018
- 「ギルティギア 10thメモリアルブック」株式会社エンターブレイン、2010年 ISBN 978-4-7577-4801-9
「ファウスト (GUILTY GEAR)」の例文・使い方・用例・文例
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