アクセル・ロウ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/10/23 08:15 UTC 版)
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| アクセル・ロウ | |
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| GUILTY GEARシリーズのキャラクター | |
| ゲームでの初登場 | GUILTY GEAR |
| 声 | 難波圭一 |
| 詳細情報 | |
| 肩書き | 元ギャング |
| 格闘スタイル | 古武術をアレンジ |
| 出身 | |
アクセル=ロウ(Axl=Low)は、2D対戦型格闘ゲーム「GUILTY GEARシリーズ」に登場する架空の人物。担当声優は難波圭一。
設定
- 現役時はイギリス国内においてそれなりに名が通っていた存在であったギャング出身。お調子者かつ陽気な性格でどんな時も持前の明るさで乗り切る楽天家だが、一方で死の概念を極度に嫌っていて、ギャング時代にスラム街の喧騒を一人の死者も出さずに僅か半年で静めたという逸話を持つ。本人は「3枚目」と称しているが、流行には敏感でお洒落である。
- 20世紀の人間であるが、ある日を境にタイムスリップする体質になってしまう。様々な時代を頻繁に行き来しながら元の世界に戻る方法を探しているが、命がけの闘いへと身を投じて行く。現在もタイムスリップ現象に関する手掛りを徐々に掴みつつある。そうまでして元の時代に執着する理由は、20世紀に置いてけぼりにしている彼女・めぐみの元へ帰るためである。
- なおタイムスリップ現象は、「自分と同一の存在が、同一の時間軸に存在する」ことがキーとなって発生する。また、この現象が終わるまで、アクセルは不老のままであるとのこと。また『GG』から『GGX』までは1年も経っていないが、アクセルだけはタイムスリップの影響で3年分の歳月を過ごしている。
- クリフとは過去から付き合いがある。ソルとは、行く先々で出会う(その際に彼の過去を垣間見る)ほどの腐れ縁で、「旦那」と呼んで慕うほどの仲である。また、イノとも面識がある。
- 「あの男」曰く、因果律干渉体と言われている。なお一時的に レイヴンとの関連性を示唆されていたが、現在はゼネラルディレクターの石渡太輔から同一設定を否定したコメントがなされている。
- 銃弾を躱せるほどの身体能力に加えて鎖鎌を自在に使いこなす古武術(ただし、これがテスタメントの嫌っている斉藤流古武術であるかどうかは不明)の使い手。加えて我流で会得した火の法術を組み合わせ、技を強化させている。
- 線の細い外見にもかかわらず、体重が80kg近くあるのは初代の設定を引きずっているため。初代ではその後のシリーズ作品と比べるとがっしりした体躯で描かれていた。『Xrd』でも、ソルほどではないが筋肉質に描かれるようになっている(特に脚部分が顕著)。
- 名前の由来
- ガンズ・アンド・ローゼズのボーカルであるアクセル・ローズから。
ストーリー
20世紀の人間であるアクセルが元の時代へ帰ろうとする話だが、レイヴンの存在や、自身が因果律干渉体である事などがストーリーを複雑な物にしている。
- GUILTY GEAR
- 占い師から、どんな願いでも叶えるという大会の情報を知り出場を決意するが、それがガセであることが分かるとどこかへ姿を消した。
- GUILTY GEAR X
- 自分の体にタイムスリップの原因があると判断したアクセルは、どんな奇病でも治してしまうという名医ファウストを訪ね旅を始めた。しかしタイムスリップの現象が医術と何ら関係ないことが判明し、代わりにアクセルの同一存在が原因であることをファウストから教わる。手掛りを掴みかけたアクセルであったが、再びどこかの時代へ飛ばされてしまった。
- GUILTY GEAR XX
- 「あの男」の影に現状を打開する光明を見出したアクセル。闘いの末にレイヴンと名乗る謎の男と出会い、そこで衝撃的な事実を知ることになる。
- GUILTY GEAR Xrd -SIGN-
- いくら時間移動を繰り返しても最後に「2192年のバビロン」に戻ってきてしまうようになり、未来へ移動できなくなったことを訝るアクセルは、「第一の男(オリジナル)」を名乗る謎の声に「この先の未来へ移動したければ『あの男』に伝言をしてくれ」と頼まれ、「あの男」を捜している最中にイノと遭遇し、あの男と出会う事になる。
- GUILTY GEAR Xrd -REVELATOR-(エピソードモード)
- イノが自分の意思である程度自由に時間を移動できることを知ったため、元の世界へ帰る手がかりを探るために彼女を捜索しており、紆余曲折の末イノを発見する。しかしそこに割り入ってきたジャック=オーにより、自らが因果律干渉体としてタイムトラベルを繰り返すことになった理由を明かされることとなる。
- 実はアクセルが知っている過去の世界は歴史の改変によって「破棄」されており、奇跡的な確率でイレギュラーな存在であるイノと一致する識別情報を持っていたアクセルのみが、因果律干渉体として「破棄」された世界の情報を持ったまま存在していた。「破棄」された世界は完全に消滅しているわけではないため、アクセルがイノのように因果律干渉体としての能力を使いこなせれば元の世界にアクセスすることは不可能ではないが、その場合元の世界と引き換えに現存している世界が「破棄」されることになるという。
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その他
- 元は「難波圭一が声を担当したらどのような人物になるか」というイメージを膨らませたキャラクターである。
- タイムスリップは戦いで生じる巨力によっても発生する。この設定は聖騎士団ソルが参戦する呼び水にもなった。
- 『GG』ではチャージによる強化技が無い(テスタメントとジャスティスも無い)。
- 着用している服装のデザインはユニオンジャックを元にしている。初代のバンダナはチューリップ柄だったが、現在は赤がほとんどである。
参考資料
- 「ギルティギア コンプリートバイブル」宝島社、1998年 ISBN 978-4-7966-1347-7
- 「ギルティギアゼクス ドラフティングアートワークス」 エンターブレイン、2001年 ISBN 978-4-7577-0301-8
- 「GUILTY GEAR 10th メモリアルブック」エンターブレイン、2009年 ISBN 978-4757748019
固有名詞の分類
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