ピネジェムの像
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/18 06:05 UTC 版)
第2塔門前の左側には、神官(第21王朝のアメン大司祭)ピネジェムの像が立つ。花崗岩の巨像の足元にはラムセス2世の王女ベントアンタ(もしくは王妃ネフェルタリ)の彫像が見られ、元来、第19王朝のラムセス2世のものであったが、第20王朝のラムセス6世(紀元前1143-1136年頃)のものとなった後、ラムセス11世(紀元前1099-1069年頃)の王女ヘヌトタウイと結婚した神官王ピネジェム1世が自身の名前を刻んだ。この巨像は復元され、現在の位置に建立されている。
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