ビーバーヤドリムシ亜科
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/04/28 06:43 UTC 版)
「ビーバーヤドリムシ」の記事における「ビーバーヤドリムシ亜科」の解説
ビーバーヤドリムシ亜科 Platypsyllinae Ritsema, 1869(=Leptininae LeConte, 1872)(英名:mammal nest beetles)のメンバーは全て哺乳類の巣や体表などで寄生的生活を送る。ビーバーヤドリムシ以外は上翅が発達していて一般的な甲虫の形をしているが、どの種も微小で、後翅や複眼は縮小もしくは消失しており、体は著しく扁平になっている。 ビーバーヤドリムシ亜科には以下の4属が分類されている。 Leptinilus Horn, 1882 … 新北区に2種。アメリカビーバーとヤマビーバー(ヤマビーバー科)に寄生。 Leptinus Muller, 1817 … 旧北区に6種、新北区に3種。小型の齧歯類に寄生。他の昆虫を捕食することもあり。 Platypsyllus Ritsema, 1869 (=Platypsylla LeConte, 1872) … 旧・新北区。ビーバヤドリムシ1種のみ。 Silphopsyllus Olsufiev, 1923 … 旧北区(ウクライナ・カザフスタン・ロシアなど)。 S. desmanae Olsufiev, 1923の1種のみ。 ロシアデスマン(モグラ科)に寄生。
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