ヒロイン「藤原道綱の母」
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「かげろふの日記」の記事における「ヒロイン「藤原道綱の母」」の解説
『かげろふの日記』の原典である『蜻蛉日記』の作者・藤原道綱母は、美貌の誉れ高い平安中期の女流歌人であり、関白太政大臣・藤原兼家と結ばれ、一子・道綱を儲けたが、兼家には次々と愛人ができ、常に愛情のもつれからくる苦悩を味わうこととなった。『蜻蛉日記』はこの間の事情を文学的にまとめたもので、日本の文学史上に不滅の足跡を留めた。 『蜻蛉日記』の中には、以下のような一文があり、『かげろふの日記』の冒頭にも付されている。 なほ物はかなきを思へば、あるかなきかの心地するかげろふの日記といふべし。
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