パフォーマンスツール
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/23 10:12 UTC 版)
「ウェブアプリケーションテスト」の記事における「パフォーマンスツール」の解説
ウェブアプリケーションパフォーマンスツール(Web Application Performance Tool, WAPT)は、ウェブアプリケーションとウェブ関連のインターフェイスをテストするために使う。これらのツールは、ウェブアプリケーション、ウェブサイト、 ウェブAPI 、 ウェブサーバー、ウェブインターフェイスなどのパフォーマンス、負荷、ストレステストに使用される。 WAPTは、指定されたURLの読み込みを繰り返す仮想ユーザーを模倣する。WAPTユーザーは、URLの読み込みを繰り返す回数を指定できる。WAPTはテスト対象のウェブサイトやウェブアプリケーションのボトルネックとパフォーマンス低下の原因を調べるのに役立つ。 WAPTは、次のテストを実行できる。 ブラウザの互換性 オペレーティングシステムの互換性 必要に応じてWindowsアプリケーションの互換性 WAPTを使用すると、ユーザーは、仮想ユーザー群がテスト環境にどのようにアクセスするかを指定できる。つまり、アクセスユーザー数を増やしていく、一定に保つ、または定期的にアクセス数を増減させたりする。ユーザーからの負荷を段階的に増やす手法はRAMPと呼ばれ、仮想ユーザーを0から数百に増やしていく。ユーザー負荷を一定数に保つ場合は、指定されたユーザー負荷を常に維持する。定期的なユーザー負荷では、ユーザー負荷を時々増減させる。
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