パケットフィルタリングの例
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/16 14:34 UTC 版)
「iptables」の記事における「パケットフィルタリングの例」の解説
チェインを編集するには例えば、次のようにiptablesコマンドを用いる。 iptables -t filter -I INPUT -p tcp -s 123.123.123.123 --dport 80 -j DROP -t filter でfilterテーブルを操作 -I INPUT でINPUTチェインに追加(-Iでチェイン内ルールの先頭に、-Aで末尾に) -p tcp でTCPプロトコル限定 -s 123.123.123.123 で送信元IPアドレスを指定、 --dport 80 で 80番ポート(80/tcp = http)を指定 上記ルールにマッチしたパケットを-j DROPで破棄 まとめるとfilterテーブルのINPUTチェインの先頭に以下のルールを追加:IP 123.123.123.123から80/tcp(http)に入ろうとしているパケットは送信元(123.123.123.123)に通知することなく破棄(DROP)ということになる。
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