バージョン3/5
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/09/22 09:33 UTC 版)
ドメイン名などなんらかの一意な名前(バイト列)を用いたUUIDで、ハッシュ関数としてMD5(バージョン3)またはSHA1(バージョン5)を利用したもの。すでに一意であることがわかっている物があり、それと(事実上)1対1に対応するUUIDが必要な場合に用いられる。16進表記ではHHHHHHHH-HHHH-3HHH-hHHH-HHHHHHHHHHHH、HHHHHHHH-HHHH-5HHH-hHHH-HHHHHHHHHHHHとなり、そのほとんどがハッシュ値に由来する(H:122ビット)。用いる名前はFQDN、URL、X.500 DNなど何でもよいが、それぞれの名前空間自体に固有のUUIDが割り当てられている必要がある。名前空間のUUID(バイト列)と名前を繋げてハッシュ値を計算し、それを名前のUUIDへと変換する。MD5の場合の変換は、128ビットのハッシュ値にバリアント (102) とバージョン (00112) を上書きする。SHA1は160ビットのハッシュだが、下位32ビットを切り捨て128ビットにした上で、同様にバリアント (102) とバージョン (01012) を上書きすることで変換する。
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