バングウェル湖とは? わかりやすく解説

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バングウェウル湖

(バングウェル湖 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/06/12 14:22 UTC 版)

バングウェウル湖


乾季のバングウェウル湖の湿地

バングウェウル湖
バングウェウル湖の位置(ザンビア)
所在地 ザンビア
ルアプラ州北部州
位置 南緯11度05分 東経29度45分 / 南緯11.083度 東経29.750度 / -11.083; 29.750座標: 南緯11度05分 東経29度45分 / 南緯11.083度 東経29.750度 / -11.083; 29.750
面積 15,100 km2
周囲長 490 km
最大水深 10 m
平均水深 4 m
貯水量 5 km3
水面の標高 1,140 m
成因 構造湖
淡水・汽水 淡水
湖沼型 -
透明度 - m
プロジェクト 地形
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バングウェウル湖(バングウェウルこ、Lake Bangweulu)またはバングウェル湖は、ザンビア北東部にある大きく浅い湖である。

湖はコンゴ川水系で、チャンベシ川英語版が北東から流入し、バングウェウル湖南部からルアプラ川英語版へ流れ出しムウェル湖に注いでいる[1]。周りは、年に一度氾濫するチャンベシ川が過度な植生によって水を抑えられて出来る広大なバングウェウル湿地帯に、何百キロメートルも囲まれている。湖および周辺の湿地はホオカザリヅルハシビロコウなどの鳥類およびアフリカゾウアフリカスイギュウシタツンガリーチュエなどの野生動物の生息地であり、1991年にラムサール条約登録地となった[2]

湖の中にはいくつかの人が住んでいる島があり、南西の岸辺にあるサムフィア英語版から島へ渡る船が出ている。湖では漁業が行われ、ワニがいることで知られている。バングウェウルは「水が空に出会う場所」を意味する。

宣教師で、ヨーロッパ人で初めてアフリカ大陸を横断した探検家であるデイヴィッド・リヴィングストンは、1873年にバングウェウル湖南岸にあるチタンボ村で死亡した。

脚注

  1. ^ 「アフリカ湿原漁業の問題と展望 その在来知を探る」p40 今井一郎 青灯社 2023年11月20日第1刷発行
  2. ^ Bangweulu Swamps | Ramsar Sites Information Service”. rsis.ramsar.org (2007年1月1日). 2023年4月2日閲覧。

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