バス運行の終了
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/02 20:39 UTC 版)
五条 - 城戸間は国鉄・JRバス専用道路として国鉄・西日本JRバスが路線バスを運行していたが、鉄道でなくバスであったために、五条駅での乗り換えの煩わしさがあったこと、並行する国道168号の改良が進み、バス専用道路の優位性がなくなったことから、開業時は続行運転をしていた程の乗客も殆どなくなり、2002年(平成14年)10月1日にJRバスは撤退。 その後は、地元自治体の委託を受ける形で奈良交通の路線バスが運行された。しかし便数は減少の一途を辿り、2008年(平成20年)3月時点では、土休日は早朝の1往復だけとなっていた。さらに衣笠トンネルの状態の悪化など、バス専用道路施設の老朽化も進んだことから、2014年(平成26年)9月30日をもって運行を終了し、翌10月1日に廃止された。なお代替として、並行する国道168号経由便を増便している。 かつては、遮断機が設けられていた箇所もあった専用道と一般道の交差地点は、後に一般道が優先となっており、専用道を走るバスは一時停止が必要で、同じバス専用道の白棚線とは対照的である。 西日本JRバスが運行していた頃の阪本線(1996年2月撮影) JRバス城戸駅(1996年2月撮影) 奈良交通五條西吉野線のバス(2008年4月撮影) 奈良交通移管後の専用道城戸バス停(2008年6月撮影) バス専用道路入口(2008年4月撮影) 五條駅前にて撮影 334-3075
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