ハールク (補給艦)とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > ハールク (補給艦)の意味・解説 

ハールク (補給艦)

(ハールク火災沈没事故 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/07/18 11:25 UTC 版)

ハールク
基本情報
建造所 イギリススワン・ハンター英語版[1]
運用者  イラン海軍
艦種 補給艦・ヘリコプター母艦[1]
艦歴
起工 1976年
進水 1977年
竣工 1978年
就役 1984年
要目
満載排水量 33,014 t[1]
全長 207.15m [1]
最大幅 25.5 m[1]
吃水 9.14 m[1]
ボイラー バブコック・アンド・ウィルコックス製×2基[2]
主機 Pametrada 蒸気タービン×2基[2]
推進 スクリュープロペラ×1軸[2]
出力 26,780 shp[1]
最大速力 21 kt[1]
乗員 250名[1]
兵装 オート・メラーラ 76 mm 砲×1基
・23mm連装機関砲×6基[1]
搭載機 シーキング×3基[1]
テンプレートを表示

ハールク英語: IRIN Kharg, 431ペルシア語: خارک、カーグの表記もある[3])は、イラン・イスラム共和国海軍英語版(以下、イラン海軍)の補給艦である。

艦名はペルシャ湾に浮かぶイラン領の島、ハールク島(カーグ島)に由来する。

来歴

本艦は、パフラヴィー朝時代の帝政イラン海軍によってイギリスに発注され、同国海軍オル型給油艦を基に建造された。[1][2]

1978年に竣工したが、同年1月からのイラン革命による混乱の結果、イラン海軍への引き渡しは1984年までずれ込んだ。

2012年2月18日には、「ハールク」がスエズ運河を経由してシリアへの親善訪問へ向かったことが報じられた[4]

2021年6月2日、オマーン湾で火災を起こし、イラン南部ジャースクの沖合で沈没した[5][6]ロシア海軍との合同演習に向かっていた途中で400名の候補生が便乗しており、乗組員33名が負傷したと報じられている[3]

出典

関連項目




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「ハールク (補給艦)」の関連用語

ハールク (補給艦)のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



ハールク (補給艦)のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのハールク (補給艦) (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS