ハテ8000形
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/08 05:31 UTC 版)
「国鉄ワム80000形貨車」の記事における「ハテ8000形」の解説
ワム181687を種車として「スタンディングトレイン」用の眺望客車(トロッコ車)に改造したもので、JRグループに在籍する唯一の二軸客車であった。改造は2001年(平成13年)、北海道旅客鉄道(JR北海道)釧路運輸車両所で行なわれた。 眺望に配慮して車体側面及び妻面の構体を撤去しており、「スタンディングトレイン」の名のごとく室内に座席は設置されておらず、簡易な腰掛けとしてレストバーが設けられているのみである。気動車と連結して運転されることから、床面の高さは気動車と合わせられ、妻面には貫通路と幌を装備し、貫通路妻面の上部に後部標識灯、貫通路の左右に角型の赤色反射板を取り付けていた。 2013年12月20日を以って廃車となった。
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