ノープリウス眼
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/06 09:35 UTC 版)
体の前端中央(正中線上)に一個の単眼がある。側眼と対比して中央眼と呼ばれるもののひとつである。この眼をノープリウス眼 (Naupliar eye) という。3個のレンズとX字型をした黒や赤などの色素をもち、簡単な明暗視器の構造をしている。また、多くの群では変態に際して退化消失し、側眼である一対の複眼を発達させるが、ケンミジンコ・カイミジンコなどは成体にまで残り、ノープリウス眼のみで一生を過ごす。
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