ノーザンファーム繁殖牝馬セールとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > ノーザンファーム繁殖牝馬セールの意味・解説 

ノーザンファーム繁殖牝馬セール

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/01/13 06:43 UTC 版)

ノーザンファーム・繁殖牝馬セール(ノーザンファーム・はんしょくひんばセール)は、2019年から秋に北海道苫小牧市ノーザンホースパークを会場に行われている繁殖牝馬(雌馬)のセリ市

概要

当初は主催するノーザンファームに繋養されている繁殖牝馬を対象としたセリ市としてスタートした[1]。開催時期はジェイエス繁殖馬セールの直前に設定され、夏季のセレクトセールと同じ会場でセリが行われている[2]

2022年には日本初の試みである繁殖牝馬と当歳(0歳)馬の混合型「ミックスセール」を実施。これまでの「セレクトセール・当歳馬の部」では概ね3月生まれまででないと出品ができなかったが、秋季に行われるセールではそれよりも少し後の出生、ないしはセレクトセールで主取りなどの取引不成立馬にも出品できる場を設けている。ノーザンファームの吉田俊介は「3~4年ほど前から計画していた。セレクトセールの上場頭数は限界に達しているとともに、セレクトセールで購買できなかった購買者から別の機会を求められることもあった」ことから、ミックスセールの形で当歳の秋季セリ開催に踏み切ったとされる[3]

2019年は未供用を含む空胎馬(総勢19頭)[4]2020年も総勢19頭(いずれも未供用)[5][2]をすべて完売させている。

2022年から導入された「ミックスセール」の第1期生に当たる当歳の部においても、38頭の出品当歳馬が完売し、ダストアンドダイヤモンズの2022(牡馬)が8600万円+諸税、リアリサトリスの2022(牡馬)も8400万円+諸税[6]で取引された。

なお、リアリサトリスの2022改めサトノカルナバルは、2024年に函館2歳ステークスを勝利し、当セール出身馬として初の重賞制覇を達成した。

主なミックスセール出身馬

脚注

外部リンク




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  
  •  ノーザンファーム繁殖牝馬セールのページへのリンク

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「ノーザンファーム繁殖牝馬セール」の関連用語

ノーザンファーム繁殖牝馬セールのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



ノーザンファーム繁殖牝馬セールのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのノーザンファーム繁殖牝馬セール (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS