ニューゆうかり
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/05/24 08:56 UTC 版)
ニューゆうかり | |
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イラクリオン港の「KRITI II」
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基本情報 | |
船種 | フェリー |
船籍 | ![]() ![]() |
所有者 | 新日本海フェリー(1979-1996) en:ANEK LINES(1996-2025) |
運用者 | 新日本海フェリー(1979-1996) en:ANEK LINES(1996-2025) |
建造所 | 幸陽船渠[1] |
母港 | 小樽 |
姉妹船 | ニューすずらん[1] |
船級 | JG[1] |
信号符字 | SZQW |
IMO番号 | 7814058 |
MMSI番号 | 237032000 |
改名 | ニューゆうかり(1979-1996) KRITI II(1996-2025) |
経歴 | |
起工 | 1979年1月13日[1] |
進水 | 1979年3月30日[1] |
竣工 | 1979年7月26日[1] |
就航 | 1979年7月 |
最後 | 2025年、トルコ・アリアガへスクラップとして売却、その後解体[2] |
要目 | |
総トン数 | 16,250トン(竣工時)[1] 14,374トン(改造後) |
載貨重量 | 5,631トン[1] |
全長 | 191.8m[1] |
垂線間長 | 185.1 m[1] |
型幅 | 29.4m[1] |
型深さ | 14.0m[1] |
満載喫水 | 6.7m[1] |
機関方式 | ディーゼル |
主機関 | 三菱MAN 16V52/55型×2[1] |
推進器 | 2軸[1] |
最大出力 | 32,000馬力[1] |
定格出力 | 27,200馬力[1] |
最大速力 | 25.6ノット[1] |
航海速力 | 22.5ノット[1] |
航続距離 | 4,300海里[1] |
旅客定員 | 870名[1] |
乗組員 | 64名[1] |
車両搭載数 | トラック163台、乗用車46台(竣工時)[1] トラック189台、乗用車85台(改造後) |
概要
同型船のニューすずらんとともに幸陽船渠で建造され、1979年7月に敦賀~小樽航路に就航した[3]。就航当時、日本最大のフェリーだった。
1996年6月、すずらん (フェリー・初代)、すいせん (フェリー・初代)と交代して引退、海外売船された。
ギリシャのアネック・ラインズへ売却され、改造を受けてKRITI IIとなり、パトラ~イグメニッツァ~アンコーナ航路、ピレウス~ヘラクリオン航路などを中心に就航している。
設備
新日本海フェリーの新造船のうちフェリーあかしあまで採用されていた観音開きのバウドアにかえて、跳ね上げ式バウバイザーを装備している。
最上甲板に設置されたダミーファンネルの内部は、スカイラウンジとなっていた。 後に車両甲板を拡大してトラック搭載数を増加する工事を実施、総トン数が減少した。
船室
- スイートルーム
- 特別室
- 特等
- 1等
- 2等寝台
- 2等
脚注
- ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v w 新造船写真集 ニューゆうかり - 船の科学1979年11月号
- ^ https://arxipelagos.gr/%CE%BA%CF%81%CE%B7%CF%84%CE%B7-%CE%B9%CE%B9-%CF%84%CE%AF%CF%84%CE%BB%CE%BF%CE%B9-%CF%84%CE%AD%CE%BB%CE%BF%CF%85%CF%82-%CE%B3%CE%B9%CE%B1-%CF%84%CE%BF-%CE%BC%CE%B5%CE%B3%CE%B1%CE%B8%CE%AE%CF%81%CE%B9/
- ^ “新日本海フェリー 会社案内 沿革”. 新日本海フェリー. 2015年10月31日閲覧。
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