ニュルンベルク市電GTV6形電車とは? わかりやすく解説

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ニュルンベルク市電GTV6形電車

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/05/20 10:02 UTC 版)

バリオバーン > ニュルンベルク市電GTV6形電車
ニュルンベルク市電GTV6形電車
GTV6形(2007年撮影)
基本情報
製造所 シュタッドラー・レール
製造年 2007年 - 2008年
製造数 8両(1201 - 1208)
運用開始 2008年
廃車 2028年(予定)
投入先 ニュルンベルク市電
主要諸元
編成 5車体連接車、片運転台
軸配置 (Bo)'2'(Bo)'
軌間 1,435 mm
電気方式 直流600 V
架空電車線方式
最高運転速度 60 km/h
設計最高速度 70 km/h
車両定員 222人(着席75人)
(乗客密度4人/m2時)
車両重量 40.2 t
全長 33,940 mm
全幅 2,300 mm
全高 3,580 mm
車体高 3,350 mm
床面高さ 350 mm
(低床率100 %)
車輪径 650 mm
固定軸距 1,800 mm
台車中心間距離 12,250 mm
主電動機 TMA40-28-8
三相誘導電動機
主電動機出力 45 kw
出力 360 kw
制動装置 回生ブレーキ、電気油圧式ブレーキ、電磁吸着ブレーキ、スプリングブレーキ
備考 主要数値は[1][2][3][4][5][6][7]に基づく。
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GTV6形は、ドイツの都市・ニュルンベルク路面電車であるニュルンベルク市電で使用されている電車シュタッドラー・レールが展開する路面電車車両ブランドであるバリオバーンの1形式で、2008年から営業運転を開始した[1][2][5]

概要

台車がないフローティング車体を有する片運転台式の5車体連接車で、老朽化が進んでいた部分超低床電車のN8形電車の置き換え用として発注が実施された経緯を持つ。スイスシュタッドラー・レールが展開するバリオバーンの1形式で、主電動機(誘導電動機)を動力台車の各車輪の外側に設置する事により車内における乗客が利用可能な面積の拡大が図られている。また、車内にはニュルンベルク市電の車両として初めて冷房が完備されている[1][5][8]

導入に際しては、製造コスト削減のためミュンヘンで路面電車(ミュンヘン市電)を運営するミュンヘン交通会社ドイツ語版(MVG)との共同発注が実施されている[2]

最初の車両は2007年12月からニュルンベルク市電への納入が始まり、翌2008年11月から営業運転を開始した。後述するミュンヘン市電向けのバリオバーンについて複線区間の曲線走行時にすれ違う車両同士の間隔が狭くなる可能性が指摘されたため、2010年7月にはGTV6形も一時的に全車両が営業運転を離脱する事態になったが、試験運転の結果安全な走行が可能と判断された事から同年12月以降8号線での運用が再開され、以降は順次残りの区間でも運用に復帰した。以降、ニュルンベルク市電の主力車両として使用されたが、回転軸を持たない台車の構造や複雑な駆動装置関連の機構が要因となりメンテナンスコストが他の形式と比べて高騰した。その結果、2023年の1両(1207)を皮切りに順次運用を離脱し、2025年4月時点で営業運転に用いられていたのは1202のみとなった。この車両については一時的な運用離脱後に修繕が行われる事になっているが、後継車両のGTA8形アヴェニオ)の増備に伴い、他の車両と共に2028年までに廃車される見込みとなっている[1][2][6]

関連項目

脚注

注釈

出典

  1. ^ a b c d Tilmann Grewe (2007年10月13日). “Viel Licht, Platz und modernste Technik”. Nornberger Zeitung. 2007年10月18日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年8月28日閲覧。
  2. ^ a b c d Tilmann Grewe (2010年12月30日). “Variobahn bleibt ein teures Ärgernis”. nordbayern. 2022年8月28日閲覧。
  3. ^ Straßenbahn”. Verkehrs-Aktiengesellschaft Nürnberg. 2011年2月11日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年8月28日閲覧。
  4. ^ Technik im Detail”. Verkehrs-Aktiengesellschaft Nürnberg. 2013年12月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年8月28日閲覧。
  5. ^ a b c Straßenbahn Triebwagen GTV6 Nr.: 1201 - 1208”. Verkehrs-Aktiengesellschaft Nürnberg. 2013年12月2日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年8月28日閲覧。
  6. ^ a b Libor Hinčica (2025年5月18日). “Nejasná budoucnost norimberských tramvají Stadler Variobahn”. Československý Dopravák. 2025年5月20日閲覧。
  7. ^ Niederflur Straßenbahn Typ Variobahn für die Verkehrs-Aktiengesellschaft Nürnberg (VAG)”. Stadler. 2012年8月31日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年8月28日閲覧。
  8. ^ Alexander Brock (2018年8月16日). “Gegen "Sauna-Züge": VAG startet Klimaanlagen-Offensive”. nordbayern. 2022年8月28日閲覧。
  9. ^ Unsere Fahrzeuge”. Münchener Verkerhrsgesekkschaft mbH. 2022年8月28日閲覧。



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