ナノプラスチックとは? わかりやすく解説

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ナノプラスチック

別名:ナノプラスティック
英語:nanoplastics

「ナノプラスチック」は、直径ナノメートル単位きわめて微細なプラスチック粒子のことである。「マイクロプラスチック」の100分の1~1000分の1ほどのサイズ微粒子粉砕されプラスチック片。なお「ナノメートル)」は「10億分の1(メートル)」を意味する単位である。

これまでは「マイクロプラスチック」が、海洋はじめとする自然環境流出し生物濃縮などを経て自然環境水産資源悪影響を及ぼす懸念があるとされ、問題視されてきた。

ナノプラスチックほどの微細粒子となったプラスチックは、細胞膜隙間かいくぐって細胞内部浸入できる大きさである。このためヒトを含む生体への悪影響があるとすれば一層深刻であろう懸念されている。微細な粒子であるだけに飛散も容易と推測される

マイクロプラスチック2010年代半ば頃から、ナノプラスチックは2020年代初頭頃から大きく注目集めている。マイクロプラスチックやナノプラスチックが自然界人間社会もたらす影響は、まだ詳しく分かっていないが、すでに北極・南極および深海でもナノプラスチックが発見されている。


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