ドント・ルック・バック (チャーリー・セクストンのアルバム)とは? わかりやすく解説

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ドント・ルック・バック (チャーリー・セクストンのアルバム)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/21 09:50 UTC 版)

ドント・ルック・バック
チャーリー・セクストンスタジオ・アルバム
リリース
録音 ニューヨーク州 ベアズヴィル・スタジオ[1]
アディショナル・レコーディング: ニューヨーク レコード・プラント・スタジオロサンゼルス ツァイトガイスト・スタジオ[1]
ジャンル ロック
時間
レーベル MCAレコード
プロデュース ボブ・クリアマウンテン英語版、トニー・バーグ
専門評論家によるレビュー
チャート最高順位
  • 49位(スウェーデン[2]
  • 104位(アメリカ[3]
  • チャーリー・セクストン アルバム 年表
    ピクチャーズ・フォー・プレジャー
    (1985年)
    ドント・ルック・バック
    (1989年)
    アンダー・ザ・ウィッシング・ツリー(チャーリー・セクストン・セクステット名義)
    (1995年)
    テンプレートを表示

    ドント・ルック・バック』(原題:Charlie Sexton)は、アメリカ合衆国のロック・ミュージシャン、チャーリー・セクストン1989年に発表した2作目のスタジオ・アルバム

    背景

    前作『ピクチャーズ・フォー・プレジャー』(1985年)のドラム・パートは全編とも打ち込みだったが、本作ではゲイリー・ファーガソンがドラマーとして全面参加した[4]。収録曲「ドント・ルック・バック」には、プロデューサーのボブ・クリアマウンテン英語版の紹介により、ブライアン・アダムスがバックグラウンド・ボーカルで参加した[4]。「クライ・リトル・シスター」は、ジェラルド・マクマホンとマイク・マイニエリが共作して映画『ロストボーイ』(1987年公開)に提供した曲のカヴァーである[5]

    反響・評価

    アメリカでは前作ほどの成功を収められず、合計9週にわたりBillboard 200入りしたが、最高104位に終わった[3]。スウェーデンでは1989年2月8日付のアルバム・チャートで49位を記録し、セクストンの作品としては初めて、同国でチャート入りを果たした[2]

    Cub Kodaはオールミュージックにおいて5点満点中4点を付け「よりセクストンのギター・プレイとテキサス・ルーツに比重が置かれている」と評している[6]。また、酒井康は『BURRN!』誌1989年2月号のレヴューで74点を付け「優しさ溢れる歌い方とモダンな音作りが、例えばA3のようなホットな曲の持ち味を殺してしまっているのが残念」「本当は骨太のR&Rを信条としているのだから、A4のバラードは別としても、もっとアグレッシヴにパワフルにアレンジすれば良かったと思う」と評している[7]

    収録曲

    1. ドント・ルック・バック - "Don't Look Back" (Charlie Sexton, Tonio K) - 4:43
    2. シームス・ソー・ロング - "Seems So Wrong" (C. Sexton, Arthur Barrow, Tony Berg) - 4:30
    3. ブローイング・アップ・デトロイト - "Blowing Up Detroit" (John Palumbo) - 4:59
    4. アイ・キャント・クライ - "I Can't Cry" (Marty Willson-Piper) - 4:28
    5. ホワイル・ユー・スリープ - "While You Sleep" (C. Sexton, Steve Earle) - 4:46
    6. フォー・オール・ウィ・ノウ - "For All We Know" (C. Sexton, A. Barrow, Danny Wilde) - 4:38
    7. バトル・ヒム・オブ・ザ・リパブリック - "Battle Hymn of the Republic" (C. Sexton, T. Berg, Tonio K) - 5:04
    8. クエスチョン・ディス - "Question This" (C. Sexton, Scott Wilk) - 4:43
    9. セイヴ・ユアセルフ - "Save Yourself" (C. Sexton, A. Barrow) - 4:10
    10. クライ・リトル・シスター - "Cry Little Sister" (Michael Mainieri, Gerard McMahon) - 4:51

    参加ミュージシャン

    • チャーリー・セクストン - ボーカル(all songs)、ギター(all songs)、ベース(on #9)
    • トニー・バーグ - ベース(on #7)、キーボード、アディショナル・ギター
    • ラリー・ファスト - シンセサイザー
    • パトリック・ウォーレン - チェンバリン
    • カーマイン・ロハス - ベース
    • ゲイリー・ファーガソン - ドラムス
    • デヴィッド・ヴァン・ティーゲム - パーカッション
    • レニー・ピケット英語版 - テナー・サクソフォーン
    • リノ・ゴメス - バリトン・サクソフォーン
    • ロビン・クラーク、ディーヴァ・グレイ、ラニ・グローヴス - バックグラウンド・ボーカル
    • ブライアン・アダムス - バックグラウンド・ボーカル(on #1)
    • トニオ・K - バックグラウンド・ボーカル(on #7)
    • リック・ダンコ - バックグラウンド・ボーカル(on #9)
    • ジャスミン・ヴィレット - バックグラウンド・ボーカル(on #10)

    脚注

    [脚注の使い方]
    1. ^ a b CD英文ブックレット内クレジット
    2. ^ a b swedishcharts.com - Charlie Sexton - Charlie Sexton
    3. ^ a b Charlie Sexton - Chart History - Billboard 200”. Billboard. 2022年8月21日閲覧。
    4. ^ a b 日本初回盤CD (25P2-2458)、1992年再発CD (MVCM-21047)共通ライナーノーツ(東郷かおる子)
    5. ^ Cover versions of Cry Little Sister by Gerard McMann”. SecondHandSongs. 2022年8月21日閲覧。
    6. ^ Koda, Cub. “Charlie Sexton - Charlie Sexton Album Reviews, Songs & More”. AllMusic. 2022年8月21日閲覧。
    7. ^ 『BURRNIN' VINYL VOL.3』バーン・コーポレーション、1991年9月25日、87頁。ISBN 4-401-61348-1 



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