ドナルドの魔法使い
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/06/03 23:44 UTC 版)
ドナルドの魔法使い | |
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Trick or Treat | |
監督 | ジャック・ハンナ |
脚本 | ラルフ・ライト |
製作 | ウォルト・ディズニー |
出演者 | クラレンス・ナッシュ |
音楽 | ポール・J・スミス |
配給 | RKO Radio Pictures |
公開 | ![]() |
上映時間 | 約8分 |
製作国 | ![]() |
言語 | 英語 |
前作 | ドナルドのアリ騒動 |
次作 | ドナルドの魔法の泉 |
『ドナルドの魔法使い』(ドナルドのまほうつかい、原題:Trick or Treat)は、ウォルト・ディズニー・プロダクション(現:ウォルト・ディズニー・カンパニー)が製作した1952年8月19日公開のアニメーション短編映画作品。ドナルドダック・シリーズの第106作である。
あらすじ
ハロウィンの夜、ヒューイ、デューイ、ルーイはそれぞれのお化けに変装して、ドナルドの家に訪れたが、お菓子をもらえなかった。失意の中で3人は、そこで本物の魔女ヘイゼルと魔法のほうきのベルゼブブに出会い、ドナルドからお菓子をもらうのを手伝おうとする。しかし、すぐに追い返されてしまい怒り出し、3人と共に作戦を立ててお化けを生み出す薬「魔法のシャワー」を完成して大騒動を起こした。ドナルドは渋々とお菓子を出そうとするが、ヘイゼルから「へなちょこ」と言われてカンカン。鍵を閉めて体内に隠してしまう。するとヘイゼルは魔法のシャワーでドナルドの足を操らせて鍵を出させるが、ドナルドが鍵をすぐに捨ててしまう。怒ったヘイゼルは足を2倍に操らせてドナルドごとドアをノックアウトさせ、3人はお菓子を手に入れることに成功する。ヘイゼルとベルゼブブは、夜が明ける前に3人に別れを告げてどこかへ旅立った。
スタッフ
キャスト
キャラクター | 原語版 | 東京12チャンネル版 | パイオニア版 | ブエナ・ビスタ版 |
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ドナルドダック | クラレンス・ナッシュ | 高橋和枝 | 関時男 | 山寺宏一 |
ヒューイ | 原語流用 | 土井美加 | 坂本千夏 | |
デューイ | 後藤真寿美 | |||
ルーイ | 下川久美子 | |||
ヘイゼル | ジューン・フォーレイ | 鈴木れい子 | 福田公子 | 定岡小百合 |
歌うおばけ | ザ・メロメン | グリーン・ブライト | 原語流用 | ? |
ナレーター | - | - | 江原正士 | - |
- 備考
- 日本のディズニープラスでは2022年7月8日から東京12チャンネル版が放送されている。これが1975年10月19日に東京12チャンネルの1時間番組「ディズニー劇場」にて『マンガ特集・大あばれドナルドダック』の中で放送されたものかは不明[1]。また、原語の上に日本語で吹き替えられている(魔女が喋るシーンを除く)。
- パイオニア版(LD・VHS)ではオープニングがカットされているが、オバケたちが歌うシーンは日本語字幕で表記されている。
日本での公開
収録
- 『ドナルドのギャグ・ファクトリー』(DVD、ブエナ・ビスタ・ホーム・エンターテイメント、新吹き替え版)
外部リンク
- ^ 朝日新聞 縮刷版 1975年 (1975年10月19日付、朝刊). 朝日新聞社. p. 274
固有名詞の分類
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