ドストゥクとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > ドストゥクの意味・解説 

ドストゥク

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/02/22 05:07 UTC 版)

ドストゥク

Dostyq / Достық(カザフ語)
Достык(ロシア語)
ドストゥク
ドストゥク
北緯45度15分08秒 東経82度29分02秒 / 北緯45.25222度 東経82.48389度 / 45.25222; 82.48389
カザフスタン
ジェティス州
アラコル地区
人口
(2009年)
 • 合計 4,698人
等時帯 UTC+5

ドストゥクカザフ語: Достықロシア語: Достык)は以前ドルージュバロシア語: Дружба, 「友情」)と呼ばれ、カザフスタンジェティス州アラコル地区の村。ウシャラルの158 km南東に位置し、国境を挟んだ中国側は新疆ウイグル自治区ボルタラ・モンゴル自治州阿拉山口市である。地理的にはジュンガル・アラタウ山脈の切れ目のであるジュンガル門に位置していて、歴史的にも東西の交易にとって重要な場所であった。

交通は道路鉄道がある。鉄道の建設は1954年にソビエト連邦と中華人民共和国によって合意され、ソ連側は1959年にはドルージュバ(ドスティク)まで完成したが、中国側は中ソ対立により蘭新線ウルムチで停止していた。しかし、その後鉄道建設は再開されて、1990年9月12日には阿拉山口まで完成し、現在はユーラシア・ランドブリッジの重要なリンクとして機能している。

両国の鉄道の軌間は、中国の標準軌(1,435 mm)に対してカザフスタンは広軌1,520 mm)を採用しており、ここで鉄道車両の台車交換が行われている。2004年にはカザフスタン側に標準軌も採用する合意がなされた。また将来は、標準軌をイランゴルガーンまで伸ばす夢も話題になっている[1]

交通

出典

  1. ^ “Synergy effects of Transkazakhstan Trunk Railway and Paris-Shanghai Rail Express”. Paris-Shanghai Rail Express. http://www.psrail.com/syntx.html 

関連項目




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「ドストゥク」の関連用語

ドストゥクのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



ドストゥクのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのドストゥク (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS