トークン駆動型
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/12/05 15:01 UTC 版)
トークン駆動型では、プロセッサ同士がネットワークで相互接続されている。ネットワークのトポロジーにより、各プロセッサが任意の他のプロセッサに直接通信可能であれば「通信仲介型」、そうでない場合は「プロセッサ仲介型」と呼ばれる。ネットワーク上の各プロセッサにはそれぞれ複数のノードが割り当てられる。これにトークンが入力されると、そのトークンを処理するノードが処理を実行し、結果をトークンとしてネットワーク上に流す。さらにそのトークンを入力とするノードがそれを処理する。このようにして処理が行われる。トークンに入力データを使う場合はデータフローだが、ノイマン型との親和性を高めるため(ノイマン型向けの集積回路などを流用しやすくするため)データはメモリに格納しておいて、データが利用可能であることを示す制御トークンを使う場合もある(これを正確にはコントロールフローと言う)。
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