トルコ語の叙事詩
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後の時代に、オスマン帝国の詩人アフメディー(トルコ語版) (1413年没)が『イスケンデルナーメ』(トルコ語版)を作詩した。これは『シャー・ナーメ』や、ニザーミーの『イスカンダル・ナーメ』(ドイツ語版)らペルシア文学を素材としたとされる。このアフメディーの詩においては、イスケンデル(İskender)が竜退治の際に鉤を武器とするが、状況は多少異なる。すなわち、千本の毒塗り鉤を牛牽き戦車にとりつけ、解毒剤を服用したのち竜に突進した。竜は頭部や口の周りに致命傷を受けた。同様な戦略は、『シャー・ナーメ』のイスファンディヤール(英語版)王子が使うと指摘されるが、王子は多数の剣を突き立てた馬牽き馬車を使って竜に立ち向かう。
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