トッピングサイクル
複合機関では、高熱源と低熱源との間に複数の熱機関のサイクルを直列に組み合わせ、高温側と低温側に分けて膨張を行わせる。その複合機関において、通常用いているサイクルの高温側にほかのサイクルを付設した場合、その付設したサイクルをトッピングサイクルと呼ぶ。水蒸気を作動流体とした通常のランキンサイクルの高温側に、高温でも飽和圧力が低い水銀や、カリウムなどの液体金属のサイクルを設ける場合などがこれにあたり、全体の熱落差を大きくして熱効率を向上することを狙ったものである。
参照 複合エンジン、ボトミングサイクル- トッピング・サイクルのページへのリンク