デルポイ神託所との関わり
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/08/14 07:38 UTC 版)
「デルピュネー」の記事における「デルポイ神託所との関わり」の解説
デルポイの神託所を守護していた怪物ピュートーンがアポローンに倒される話があるが、ピュートーンとはデルピュネーを指しているのではないかとも考えられている。その説によれば、デルポイという地名は彼女の名から取られたのだという。また、神託所では大地母神をデルピュネーと呼んで女神として崇め、ピュートーンと共に祀っていたとも、ピュートーンの前に神託所の番人をしていたのがデルピュネーだとも言われている。 他の説では、神託所で神託の儀式を執り行っていた巫女たちの一人がデルピュネーであり、アポローンは神託所を手中に置くためにデルピュネーを殺害したとも、神託所を支配していたデルピュネーが生け贄と引き換えに予言を授けていたがアポローンに退治されたとも言われている。また、デルポイを支配していたのはデルピュネース(Delphynes)という半身半竜の男だったという説もある。
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