デュバル郡 (テキサス州)とは? わかりやすく解説

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デュバル郡 (テキサス州)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/09/26 17:37 UTC 版)

テキサス州デュバル郡
サンディエゴ市にあるデュバル郡庁舎
郡のテキサス州内の位置
州のアメリカ合衆国内の位置
設立 1858年
郡庁所在地 サンディエゴ
面積
 - 総面積
 - 陸
 - 水

4,652 km2 (1,796 mi2)
4,644 km2 (1,793 mi2)
8 km2 (3 mi2), 0.17%
人口
 - (2010年)
 - 密度

11,782人
3人/km2 (8人/mi2)
標準時 中部: UTC-6/-5

デュバル郡: Duval County)は、アメリカ合衆国テキサス州の南部に位置するである。2010年国勢調査での人口は11,782人であり、2000年の13,120人から10.2%減少した[1]郡庁所在地はサンディエゴ市(人口4,488人[2])であり[3]、同郡で人口最大の都市でもある。デュバル郡は1858年に設立され、郡名はゴリアドの虐殺で殺されたテキサス革命の軍人バー・H・デュバルにちなんで名付けられた。

地理

アメリカ合衆国国勢調査局に拠れば、郡域全面積は1,796平方マイル (4,651.6 km2)であり、このうち陸地1,793平方マイル (4,643.8 km2)、水域は3平方マイル (7.8 km2)で水域率は0.17%である[4]

主要高規格道路

  • アメリカ国道59号線
  • テキサス州道16号線
  • テキサス州道44号線
  • テキサス州道339号線
  • テキサス州道359号線

隣接する郡

人口動態

人口推移
人口
1870 1,083
1880 5,732 429.3%
1890 7,598 32.6%
1900 8,483 11.6%
1910 8,964 5.7%
1920 8,251 −8.0%
1930 12,191 47.8%
1940 20,565 68.7%
1950 15,643 −23.9%
1960 13,398 −14.4%
1970 11,722 −12.5%
1980 12,517 6.8%
1990 12,918 3.2%
2000 13,120 1.6%
2010 11,782 −10.2%
U.S. Decennial Census[5]
Texas Almanac: 1850-2010[6]

以下は2000年国勢調査による人口統計データである。

基礎データ

  • 人口: 13,120人
  • 世帯数: 4,350 世帯
  • 家族数: 3,266 家族
  • 人口密度: 3人/km2(7人/mi2
  • 住居数: 5,543軒
  • 住居密度: 1軒/km2(3軒/mi2

人種別人口構成

年齢別人口構成

  • 18歳未満: 29.5%
  • 18-24歳: 9.5%
  • 25-44歳: 26.4%
  • 45-64歳: 20.6%
  • 65歳以上: 14.0%
  • 年齢の中央値: 34歳
  • 性比(女性100人あたり男性の人口)
    • 総人口: 100.7
    • 18歳以上: 102.9

世帯と家族(対世帯数)

  • 18歳未満の子供がいる: 36.8%
  • 結婚・同居している夫婦: 53.2%
  • 未婚・離婚・死別女性が世帯主: 16.8%
  • 非家族世帯: 24.9%
  • 単身世帯: 22.9%
  • 65歳以上の老人1人暮らし: 11.7%
  • 平均構成人数
    • 世帯: 2.88人
    • 家族: 3.40人

収入

収入と家計

  • 収入の中央値
    • 世帯: 22,416米ドル
    • 家族: 26,014米ドル
    • 性別
      • 男性: 25,601米ドル
      • 女性: 16,250米ドル
  • 人口1人あたり収入: 11,324米ドル
  • 貧困線以下
    • 対人口: 27.2%
    • 対家族数: 23.0%
    • 18歳未満: 35.9%
    • 65歳以上: 25.3%

政治

テキサス州南部のヒスパニック系住民が多い郡部と同様に、デュバル郡は民主党の堅い地盤である。共和党の候補者が大統領選挙で郡を制したのは、1904年のセオドア・ルーズベルトが最後になっている[7]。1972年の大統領選挙で大敗した民主党候補のジョージ・マクガヴァンは郡内の85%以上を得票し、国内の郡の中では最高得票率となった[8]。2004年の場合も、マサチューセッツ州選出の上院議員ジョン・ケリーを支持しており、州全体ではジョージ・W・ブッシュが大勝した。2008年大統領選挙では、民主党候補のバラク・オバマが郡総投票数の74.8%を獲得した。少なくとも1992年以降の大統領選挙で、民主党候補は一貫して70%以上を獲得し続けている[9]

デュバル郡は特に20世紀半ばに政治腐敗で悪名高いところとなり、「デュバル公」と呼ばれたジョージ・パーを筆頭とする政治マシーンに操られた。歴史家のJ・エベッツ・ヘイリーが1956年の知事選挙に出馬したときは、もし当選すれば、パーを「閉じ込める」という脅しを使った。ヘイリーは予備選挙でとても届かない4位に終わった。一方、当時州検事総長のジョン・ベン・シェパードは、郡や学校の役人約300人を起訴した。

都市と町

未編入の町

  • コンセプション
  • ラミレス
  • レアリトス
  • リオス
  • セジータ

脚注

外部リンク

座標: 北緯27度41分 西経98度31分 / 北緯27.68度 西経98.52度 / 27.68; -98.52




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