デカントの方法
(1) | まず貯蔵場所からワインをパニエ(バスケット)に入れて静かに寝かせたままテーブルに持ってくる。 |
(2) | そしてそのままの形で、キャップシールを切り、静かに抜栓する。(飲む前日くらいに、静かに寝かせてあったワインを立てておく方法もある。こうすると瓶底の持ち上がっているところの片側にオリが沈んで、デカントする時に混ざりにくくなる) |
(3) | デカンターを左手で、パニエまたはワインボトルの胴を右手で持ってデカンターの内側に沿わせるようにワインを静かに注ぐ。(この時、キャンドルを灯してボトルの向こう側に置いておくと、光を通してワインの動きがよくわかる) |
(4) | ボトルの下に溜まっていたオリが動き始め、デカンターに入りそうだという直前に注ぐのをやめる。 |
※ | なお、瓶からそのまま注ぐよりデカントした方が味がまろやかになり、香りも華やぐことから、最近は、赤ワインだけでなく白ワイン、あるいは明らかにオリが出ていない若いワイン、新しいワインでもデカントすることもあります。 |
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