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テリー・ストッツ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/25 16:37 UTC 版)

テリー・ストッツ
Terry Stotts
2014年のストッツ
引退
ポジション フォワード
基本情報
国籍 アメリカ合衆国
生年月日 (1957-11-25) 1957年11月25日(64歳)
出身地 アイオワ州シダーフォールズ
身長(現役時) 203cm (6 ft 8 in)
体重(現役時) 100kg (220 lb)
キャリア情報
出身 オクラホマ大学
ドラフト 1980年 2巡目 34位 ロケッツ
指導者経歴
1992-1998
1998-2002
 2002-2004
2004-2005
2005-2007
2008-2012
2012-2021
シアトル・スーパーソニックス(AC)
ミルウォーキー・バックス(AC)
アトランタ・ホークス
ゴールデンステート・ウォリアーズ(AC)
ミルウォーキー・バックス
ダラス・マーベリックス (AC)
ポートランド・トレイルブレイザーズ
受賞歴
Stats  Basketball-Reference.com

テリー・リン・ストッツTerry Linn Stotts, 1957年11月25日 - )は、アメリカ合衆国の元バスケットボール選手であり現在は指導者。アイオワ州シダーフォールズ出身。NBAポートランド・トレイルブレイザーズのヘッドコーチなどを務めていた。

経歴

選手

オクラホマ大学卒業後、1980年のドラフトでNBAヒューストン・ロケッツに2巡目34位で指名されたが、NBAではロースターに残ることはできず。ヨーロッパでプロキャリアをスタートした。 1990年まで、スペインフランスのなどのプロリーグでプレーした。

コーチ

1990年から2年間CBAでアシスタントコーチを務めた後、NBAシアトル・スーパーソニックスで、ジョージ・カールのもとでアシスタントコーチに就任し、NBAでのコーチングキャリアをスタートさせた。

アトランタ・ホークス

カールとともに移籍したミルウォーキー・バックスのアシスタントコーチを5年間務めた後、2002年、ロン・クルーガーの解雇に伴い、アトランタ・ホークスのヘッドコーチに就任し28戦目から指揮を執った。2002-03シーズンは24勝31敗、2003-04シーズンは28勝54敗と低調な成績が続き退任した。

ミルウォーキー・バックス

ゴールデンステート・ウォリアーズのアシスタントコーチを務めた後、2005年ミルウォーキー・バックスのヘッドコーチに就任し、2005-06シーズンは40勝42敗で負け越しながら何とかプレーオフに進み、1stラウンドで1勝のみで敗退している。翌シーズンは23勝41敗で大きく負け越し、シーズン中に解雇されている。

ダラス・マーベリックス

2008年夏、リック・カーライルの下でダラス・マーベリックスのトップアシスタントコーチに就任。2010-2011シーズンにはNBAチャンピオンを経験した。

ポートランド・トレイルブレイザーズ

ダラス・マーベリックスのアシスタントコーチを経て、2012年ポートランド・トレイルブレイザーズのヘッドコーチに就任した[1]。2012-13シーズンは、この年の新人王となるデイミアン・リラードが活躍したものの、33勝49敗と負け越し、ヘッドコーチでは、すべてのシーズンを負け越しで終えた。2013-14シーズンは、リラードの成長と、主力のラマーカス・オルドリッジの好調が重なり、スタートから好調を維持し、54勝28敗の好成績で初めて勝ち越し、プレ-オフに進んだ。1stラウンドはヒューストン・ロケッツに第6戦でリラードの劇的なブザービーターで勝利し、カンファレンスセミファイナルに進んだ。初戦から3連敗を喫し第4戦で1勝はしたが、サンアントニオ・スパーズにチーム層の厚さ、経験の豊富さの違いを見せつけられ、敗退した。2014-15シーズンは、開幕からノースウエストディビジョンを快走し、1999年以来のディビジョン優勝をもたらすも、シーズン終盤にウェズリー・マシューズを左足アキレス腱断裂で欠き、戦力ダウンを余儀無くされ、プレーオフでは1stラウンドでメンフィス・グリズリーズに1勝4敗で敗退した。更にシーズンオフには、オルドリッジ、マシューズに加え、ニコラス・バトゥムロビン・ロペスなどを放出するなど、フロント陣が大改革を敢行したことで、2015-16シーズンはチーム力の弱体化は免れないと思われていたが、先発に抜擢したC・J・マッカラムが急成長を見せ、これまで燻っていたアレン・クラブシックスマン起用も適中するなど、大方の予想を覆し、3年連続プレーオフに導き、翌2016-17シーズンもプレーオフに導く。更に2018-19シーズンはカンファレンスファイナルまで導くも、ゴールデンステート・ウォリアーズに4戦全敗で屈し、1992年以来のNBAファイナル出場はならず。

2021年6月4日、9年間務めてきたブレイザーズのHCを双方合意のうえで退任した[2][3]

脚注

[脚注の使い方]
  1. ^ TERRY STOTTS NAMED TRAIL BLAZERS HEAD COACH
  2. ^ Trail Blazers And Terry Stotts Mutually Agree To Part Ways”. NBA.com (2021年6月4日). 2021年6月5日閲覧。
  3. ^ ブレイザーズ、テリー・ストッツHCが退任”. スポーティングニュース (2021年6月5日). 2021年6月6日閲覧。

外部リンク




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