テュロク
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/10/03 15:41 UTC 版)
テュロク(テュロック、Tulok)は、イヌイット神話におけるアニンガン(イガルク)の宿敵である。本当の戦士であり、アニンガンの近親相姦を知った後、彼に戦いを挑んだ。アニンガンが太陽を捕まえた時、テュロクはその火を消すために、空と太陽の上にある神の水を入れた桶を手に入れられるよう、速く走る術を考えた。マリナはこれを聞くと、太陽が損なわれた結果の破壊的な影響に気付いた。テュロクが天まで届いたそのとき、マリナはアニンガンと謀って蝕を起こし、彼を捕らえた。この後、彼は1000の断片に分かれ、星になったという。
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