ティーン・ウルフ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/07/06 19:53 UTC 版)
| ティーン・ウルフ | |
|---|---|
| Teen Wolf | |
| 監督 | ロッド・ダニエル | 
| 脚本 |  ジェフ・ローブ マシュー・ワイスマン  | 
    
| 製作 |  マーク・レヴィンソン スコット・M・ローゼンフェルト  | 
    
| 製作総指揮 |  トーマス・コールマン マイケル・ローゼンブラット  | 
    
| 出演者 |  マイケル・J・フォックス ジェームズ・ハンプトン  | 
    
| 音楽 | マイルズ・グッドマン | 
| 撮影 | ティム・サーステッド | 
| 編集 | トゥルーディー・ラミレス | 
| 配給 |   | 
    
| 公開 |   | 
    
| 上映時間 | 91分 | 
| 製作国 |   | 
    
| 言語 | 英語 | 
| 興行収入 | $33,086,611[1] | 
| 次作 | ティーン・ウルフ2/ぼくのいとこも狼だった | 
『ティーン・ウルフ』(Teen Wolf)は、1985年にアトランティック・リリーシング・コーポレーションによって公開された、アメリカ合衆国のコメディ映画。監督はロッド・ダニエル、脚本はジェフ・ローブとマシュー・ワイズマンである。
この映画は、マイケル・J・フォックス演じる高校生スコット・ハワードが狼男に変身してしまったことによって、自分の家系に特異なものがあることに気づく内容となっている。
2011年から2017年にかけてMTVで放送されたテレビドラマ『ティーン・ウルフ』は本作品にもとづいているが、内容は異なっている。
あらすじ
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キャスト
※括弧内は日本語吹替[2]
- スコット・ハワード - マイケル・J・フォックス(三ツ矢雄二)
 - ブーフ - スーザン・アルシッティ(冨永みーな)
 - ハロルド・ハワード - ジェームズ・ハンプトン(阪脩)
 - スタイルズ - ジェリー・レヴィン(井上和彦)
 - ルイス - マット・アドラー(中原茂)
 - パメラ - ロリー・グリフィン(藤田淑子)
 - ソーン教頭 - ジム・マックレル(池田勝)
 - ミック - マーク・アーノルド(石丸博也)
 - コーチ - ジェイ・ターセス(嶋俊介)
 - チャビー - マーク・ホルトン(安西正弘)
 - ブラッド - ダグ・サヴァント(山寺宏一)
 - カーク・ローリー - スコット・ポーリン(千田光男)
 - ティナ - エリザベス・ゴーシー(鷹森淑乃)
 - ロンダ - リンダ・ウィエスメアー(小林優子)
 - 酒屋の店主 - ハーヴェイ・ヴァーノン(藤本譲)
 - ホイト教師 - クレア・ペック(有馬瑞香)
 - 英語教師 - グレゴリー・イッツェン(仲木隆司)
 - 科学教師 - ドリス・ヘス(片岡富枝)
 - 用務員 - ロドニー・カゲヤマ(福田信昭)
 - ドラゴンズのコーチ - トロイ・エヴァンス(仲木隆司)
 - 犬笛の少年 - カール・スティーヴン(羽村京子)
 - ブレーデン - ミーガン・タンディ(竹村知美)
 
備考
- スコットの父親が彼に "With great power comes greater responsibility" と言ったセリフはスパイダーマンからの引用で、この映画の脚本家のジェフ・ローブが漫画好きで、他の漫画の原作者だからである。
 - スコットがブーフと一緒に歩いていた通りは、『バック・トゥ・ザ・フューチャー』でマーティが祖父の車にはねられた通りと同じ場所である。
 
この作品へのパロディ・ギャグ
- テレビアニメシリーズ『クローン・ハイ』に狼男のバスケットプレーヤーが出てくる。
 - テレビ映画Totally Awesomeには、ほかの1980年代の映画とともにこの映画のパロディがある。
 - ザ・シンプソンズの第11シーズンのエピソード「衝撃映像! ザ・シンプソンズの内幕」には、オフカメラでバートが全員の手を挙げさせ、制作を遅らせる場面がある。その際バートは自分のエージェントに"Fine, I'll do Teen Wolf 3, but only because I have fair-weather friends to feed."と電話した。
 - イギリスのスケッチ・コメディー番組『Bo' Selecta!』において、登場人物であるAvid Merrionが狼男としてのスコットと、試合中にしばしば会場をおむつだらけにしてしまうバスケットチームの一員を演じることになっていた。その番組が打ち切りになったと伝えられた際、Avid Merrionが"But we've done this really elaborate Teen Wolf sketch! It's really self-indulgent, we've got nappies on and everything!"と発言した[3]。なお、おむつは番組内でギャグとして使用されており、初期の回では『ハッピーデイズ』の登場人物が履いていたこともあった[4]。
 - X-Playのハロウィンエピソードでは、人を殺す狼男と、エレキギターとバスケットボールをたしなむ狼男のことが描かれた。なお、この映画をネタにしていると思われるのは後者のほうである。
 - 2006年、フラッシュアニメ『Homestarrunner.com』のハロウィンエピソードでホームスター・ランナーがティーン・ウルフの仮装をした。
 - 映画『40歳の童貞男』において、アンディ(スティーヴ・カレル)がジェイ(ロマニー・マルコ)に秘密を打ちあけ、自分がかっこよく見えるかどうか尋ねた。ジェイはかっこいいと答え、健康面での助言をし、 "...that whole Teen Wolf thing, that has to go"と言って、胸にワックスを塗るべきだと悲しそうに言った。
 - テレビドラマ『The O.C.』の第3シーズンのエピソード『アフターマス(原題:The Aftermath)』で、ライアン・アトウッドとセス・コーエンがこの映画のDVDを見ている場面がある。セスは、『I know Teen Wolf isn't supposed to be a realistic movie...but I still don't see how becoming a wolf can make you a better basketball player.』と発言した。
 - マンデー・ナイト・ロウのある回にて、言語誤用癖のあるWWEのスーパースター、アンソニー・カレッリが「マイケル・J・フォックスは狼男になるために過去に戻ったんじゃないんだ」と発言しているが、これは、どちらもフォックス主演である『ティーン・ウルフ』と『バック・トゥ・ザ・フューチャー』を混同したためである。
 
参考文献
関連項目
外部リンク
固有名詞の分類
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