チモール糸状虫
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/11 10:37 UTC 版)
「八丈小島のマレー糸状虫症」の記事における「チモール糸状虫」の解説
チモール糸状虫(英語版) Brugia timori (Partono et al, 1977)は1960年代になって報告され始めた。1960年代の中ごろ、チモール島の住民の血液中にマレー糸状虫に似るものの、細かな部分が異なるミクロフィラリアが存在することが報告され、チモール型フィラリア Timor filariasis と呼ばれるようになったが、成虫の同定は1977年(昭和52年)になるまで行われなかった。チモール糸状虫は世界のリンパ系フィラリア虫全体から見ればごくわずかであり、チモール島を含むインドネシアの小スンダ列島以外では確認されていない。
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