ダブルアクション/シングルアクション
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/29 05:10 UTC 版)
「トリガー (銃)」の記事における「ダブルアクション/シングルアクション」の解説
ダブルアクション/シングルアクション (DA/SA) 火器は、両方の機能を持っている。トラディショナル・ダブル・アクションと呼ばれることもあるが、これらの用語は、ほぼセミオートマチック拳銃にだけ使われる。トリガー・メカニズムの機能は、ダブルアクション・リボルバーと同一である。しかし、銃を発射した後は、自動的にハンマーやストライカーがコックされる。このメカニズムは、ハンマーが落ちた位置にあるときは、ハンマーを起こしてから解放する。しかし、次の弾からは、シングルアクションとして作動する。マテバ オートリボルバーはDA/SAシステムをもつリボルバーである。ベレッタM92は、DA/SAセミオートマチック・ピストルの良い例である。多くのDA/SAピストル(ベレッタを含む)は、最初の弾を撃つ前にハンマーを起こしておくこともできる。こうすると、ダブルアクションの重いトリガーを引かなくてもよくなる。また、ダブルアクションに戻すために、デコッキングレバーが装備されることも多い。 このほかに、ダブルアクション・リボルバーのほとんどで使われているタイプのものもある。これは、トリガーを引くだけのダブルアクション・モード、また、発射前に手でハンマーを起こしておくシングルアクション・モードの、両方のモードで発射できる。これは、ダブルアクション・モードで発射しなければならないわけではない点で、ダブルアクション・オンリーとは異なる。この例としては、コルト・パイソンなどがある。
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