ダニー・バーンズ (野球)とは? わかりやすく解説

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ダニー・バーンズ (野球)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/08/02 03:37 UTC 版)

ダニー・バーンズ
Danny Barnes
ニューヨーク・メッツ アシスタントコーチ #79
2022年10月7日
基本情報
国籍 アメリカ合衆国
出身地 ニューヨーク州ナッソー郡マンハセット英語版
生年月日 (1989-10-21) 1989年10月21日(33歳)
身長
体重
6' 1" =約185.4 cm
195 lb =約88.5 kg
選手情報
投球・打席 右投左打
ポジション 投手
プロ入り 2010年 MLBドラフト35巡目
初出場 2016年8月2日
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)
選手歴
コーチ歴

ダニエル・ジョナサン・バーンズDaniel Jonathan "Danny" Barnes, 1989年10月21日 - )は、アメリカ合衆国ニューヨーク州ナッソー郡マンハセット英語版出身の元プロ野球選手投手)。右投左打。2022年よりMLBニューヨーク・メッツのアシスタントコーチを務める。愛称はバーンジーBarnzy[1]

経歴

トロント・ブルージェイズ時代
(2018年9月20日)

2010年MLBドラフト35巡目(全体1056位)でトロント・ブルージェイズから指名され、プロ入り。契約後、傘下のルーキー級ガルフ・コーストリーグ・ブルージェイズでプロデビュー。A級ランシング・ラグナッツでもプレーし、2球団合計で22試合に登板して1勝1敗1セーブ、防御率2.15、53奪三振を記録した。

2011年はA級ランシングでプレーし、44試合(先発2試合)に登板して5勝1敗13セーブ、防御率2.32、99奪三振を記録した。

2012年はA+級ダニーデン・ブルージェイズとAA級ニューハンプシャー・フィッシャーキャッツでプレーし、2球団合計で51試合に登板して1勝3敗34セーブ、防御率1.87、65奪三振を記録した。

2013年もA+級ダニーデンとAA級ニューハンプシャーでプレーしたが、回旋筋腱板を痛めたため、2球団合計で4試合の登板にとどまった。

2014年はA+級ダニーデンでプレーし、36試合に登板して0勝5敗7セーブ、防御率4.19、49奪三振を記録した。

2015年はAA級ニューハンプシャーでプレーし、40試合(先発1試合)に登板して3勝2敗4セーブ、防御率2.97、74奪三振を記録した。

2016年は開幕をAA級ニューハンプシャーで迎えた。AAA級バッファロー・バイソンズを経て8月2日にメジャー初昇格した[2]。同日のヒューストン・アストロズ戦でメジャーデビュー[3]。この年メジャーでは12試合に登板して防御率3.95、14奪三振の成績を残した。

2017年はリリーフの一角として60試合に登板し、3勝6敗、防御率3.55を記録した。

2018年6月11日のタンパベイ・レイズ戦で、100登板と100奪三振を達成した[4]。6月22日に左膝腱炎で10日間の故障者リストに入り[5]、8月1日に復帰した[6]。レギュラーシーズンでは、47試合に登板したが、防御率5.71だった。

2019年1月29日にフレディ・ガルビスの加入に伴ってDFAとなり[7]、2月5日にマイナー契約でAAA級バッファローへ配属された[8]。シーズンオフにFAとなった[9]

2020年ボルチモア・オリオールズとマイナー契約を結んだ[10]が、新型コロナウイルス感染拡大にできなかった。2021年は独立リーグ・アトランティックリーグロングアイランド・ダックスでプレーした[11]

2022年ニューヨーク・メッツのアシスタントコーチに就任した[12]

詳細情報

年度別投手成績





















































W
H
I
P
2016 TOR 12 0 0 0 0 0 0 0 1 ---- 58 13.2 14 0 5 0 0 14 1 0 6 6 3.95 1.39
2017 60 0 0 0 0 3 6 0 11 .333 265 66.0 48 11 24 1 1 62 1 0 26 26 3.55 1.09
2018 47 0 0 0 0 3 3 0 8 .500 191 41.0 47 6 22 1 1 38 0 0 28 26 5.71 1.68
MLB:3年 119 0 0 0 0 6 9 0 20 .400 514 120.2 109 17 51 2 2 114 2 0 60 58 4.33 1.33
  • 2018年度シーズン終了時

年度別守備成績



投手(P)












2016 TOR 12 0 1 0 0 1.000
2017 60 3 3 0 0 1.000
2018 47 1 2 1 0 .750
MLB 119 4 6 1 0 .909
  • 2018年度シーズン終了時

背番号

  • 30(2016年)
  • 24(2017年 - 2018年)

脚注

  1. ^ Blue Jays Players Weekend nicknames explained MLB.com (英語) (2017年8月24日) 2017年8月27日閲覧
  2. ^ Mackenzie Liddell (2016年8月2日). “Blue Jays to recall relievers Bolsinger, Barnes from triple-A” (英語). Sportsnet. 2017年5月8日閲覧。
  3. ^ Gregor Chisholm (2016年8月3日). “Barnes comes up clutch in big league debut” (英語). MLB.com. 2017年5月8日閲覧。
  4. ^ 2018 Game Notes” (英語). MLB.com (2018年6月12日). 2018年6月22日閲覧。
  5. ^ Steven Loung (2018年6月22日). “Blue Jays’ Pearce back from disabled list, will bat lead-off Friday” (英語). Sportsnet. 2018年6月22日閲覧。
  6. ^ Laura Armstrong (2018年8月1日). “Blue Jays’ bullpen gets a boost with the return of Danny Barnes” (英語). thestar.com. 2018年8月1日閲覧。
  7. ^ Galvis signs 1-year deal with Blue Jays” (英語). MLB.com (2019年1月29日). 2019年1月30日閲覧。
  8. ^ MLB公式プロフィール参照。2019年2月6日閲覧。
  9. ^ Matt Eddy (2019年11月7日). “Minor League Free Agents 2019”. Baseball America. 2022年4月25日閲覧。
  10. ^ Minor Signings: Barnes, Peterson, Stassi, Webster”. MLB Trade Rumors (2020年3月9日). 2022年4月25日閲覧。
  11. ^ DEIBINSON ROMERO AND DANNY BARNES JOIN FLOCK”. Long Island Ducks (2021年6月29日). 2022年4月25日閲覧。
  12. ^ Mets hire Danny Barnes as assistant coach”. MLB.com (2022年2月18日). 2022年4月25日閲覧。

関連項目

外部リンク




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