ターゲットの順次表示
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/10/26 04:49 UTC 版)
最初の手法は、任天堂の光線銃シリーズで使われたもので、画面が黒くなってからターゲットを順次白く表示していくものである。コンピュータはダイオードが受光したタイミングとターゲットを表示したタイミングから、どのターゲットに当たったかを判定する。N個のターゲットが画面にある場合は二分探索によってこの過程を短縮する。最初の1回のリフレッシュでターゲット全てを表示してどれかに当たっていることを判定し、当たっていた場合にはその後最大 log2(n) 回でどれに当たったかを判定する。 この方式では、設計がいいかげんなゲームでは、ライトガンに別の光を当てておくと引き金を引くたびに必ず当たりと判定されるという興味深い現象が発生する。うまく設計されたゲームでは全ターゲットが当たりとなっている場合を検出したり、完全に画面が黒くなっているときでも光を検知しているかをチェックする。
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