ターゲットとした出版社
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/25 03:05 UTC 版)
「査読なんか怖くない?」の記事における「ターゲットとした出版社」の解説
有償掲載のオープンアクセス出版社を包括するリストを作成するため、ボハノンは捕食出版を集めたとされるビールのリストと、信頼できるオープンアクセス出版社とされるオープンアクセス学術誌要覧(DOAJ)の2つの情報源を利用した。英語で出版されていて、著者に掲載料を請求しており、医学・生物学・化学の少なくとも1つの分野を含むオープンアクセスジャーナルをフィルタすると、上記の一覧のうち304誌が残った。内訳は、DOAJのみに掲載されていたもので167誌、ビールのリストのみに掲載されていたもので121誌 、両方に掲載されていたものが16誌あった。この調査は、有償で掲載されるオープンアクセスジャーナルに対象を絞ったものであった。この理由についてボハノンは、従来のジャーナルにおける査読の所要時間が長すぎるため、他のタイプのオープンアクセスジャーナルや購読型のジャーナルを含めなかったとしている。したがって、この調査ではジャーナルの種別間の相対的な品質については何も述べておらず、この問題に対する批判もある。
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