タマノイ

デジタル大辞泉

たま‐の‐い〔‐ゐ〕【玉の井】

読み方：たまのい

よい水の出る井戸。また、井戸の美称。たまい。

「我ならぬ人にくますな行きずりに結び置きつる—の水」〈風雅・雑中〉

たまのい〔たまのゐ〕【玉の井】

読み方：たまのい

東京都墨田区東向島にあった私娼窟。永井荷風が「濹東綺譚」で描いた所。

たまのい〔たまのゐ〕【玉井】

読み方：たまのい

謡曲。脇能物。観世・金剛・喜多流。観世小次郎信光作。記紀に取材。彦火火出見尊(ひこほほでみのみこと)が釣り針を探しに竜宮へ行き、玉の井戸のほとりで豊玉姫と契りを結ぶ。

古典文学作品名辞典

玉井

読み方：タマノイ（ｔａｍａｎｏｉ）

分野 謡曲

年代 室町中期~後期

作者 観世信光

地名辞典

玉ノ井

読み方：タマノイ（ｔａｍａｎｏｉ）

所在 山形県西村山郡朝日町

玉井

読み方：タマノイ（ｔａｍａｎｏｉ）

所在 福島県安達郡大玉村

地名辞典では2006年8月時点の情報を掲載しています。

駅名辞典

玉ノ井

読み方：タマノイ（ｔａｍａｎｏｉ）

所在 愛知県(名古屋鉄道尾西線)

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