タクタイル感
別名:タクタイルフィール,タクタイルフィーリング
【英】tactile feeling
タクタイル感とは、キーボードのキーを押下した際に「キーを押した」という感覚を得られる感覚のことである。微妙な引っかかりがあってこれを押し込むような感触が、スイッチとしてのキー入力を行った実感に繋がる。
タクタイル(tactile)は英語で「触知できる」「触覚的に感知できる」という意味合いをもつ形容詞である。
タクタイル感があえて排除されたキーボードの場合、押下しきってもカチッとした感触はなく、ただ滑らかに奥まで押し込まれていく。こうした打鍵感は「リニア」であると形容される。
タクタイル感よりも硬質で、カチッとスイッチを入れるような感触は、「クリック感」と呼ばれる場合がある。なお、キーを押し込んだ際のカチッという音は「クリック音」という。
タクタイル感もクリック感も厳密な境界区分がある用語というわけではなく、多分に評者や使用者の感覚に依拠して用いられている表現といえる。
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