ソビエト社会主義共和国連邦運輸通信省
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「ドイツ国鉄52形蒸気機関車」の記事における「ソビエト社会主義共和国連邦運輸通信省」の解説
ドイツ第三帝国に併合されていた、あるいは占領されていた諸国に残された52形は先述の通り各国でそれぞれの標準仕様に合わせた装備改修が実施された。 占領地域では最多となる約2000両が残されたソ連国鉄(МПС)の場合、ТЭ形として現地に残された資材・設備を利用する形で追加生産も実施され、車軸の長軸への交換やシリンダブロックの改造などによる1520㎜軌間への改軌工事とドイツ国鉄標準であったねじ式連結器のSA-3自動連結器への交換、これに伴う2'2'T30テンダーの端梁部改造などを実施の上で1960年代前半まで使用された。これらはその後、電化や内燃化の進展で不要となったが一部は戦略予備として1990年代まで温存され、それ以外は当時の共産圏の各国へ順次販売された。
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