汚染疑い牛
別名:汚染疑い牛肉、セシウム汚染疑い牛肉、汚染疑いの牛肉
東京電力福島第一原子力発電所で発生した原発事故の影響で放射性物質に汚染している疑いのある牛肉。
2011年7月に、福島県の農家が出荷した肉牛から「食品衛生法の暫定基準値」を超える量の放射性セシウムが検出され、セシウム汚染牛として全国に波紋を呼んだ。トレーサビリティシステムが確立していたため肉牛の特定は迅速に行われたが、管理体制が整っていない飼料の稲わらが汚染の原因となっていたことで、追跡や管理はより難しくなっている。
2011年7月18日から8月にかけて、厚生労働省は、汚染稲わらを食べた可能性がある汚染疑い牛の個体識別番号の公表を行っている。それと照合して汚染疑い牛を使用した給食などを食べた可能性があるという例も多く挙がっている。
関連サイト:
放射性物質が含まれた稲わらを給与された可能性のある牛の肉の個体識別番号について - 厚生労働省
放射性セシウムに汚染された稲わらを与えられた牛の肉に関するQ&A - 大阪府
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