ズリ山とボタ山
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/16 06:30 UTC 版)
鉱山で採掘された鉱石のうち、資源として使えず廃棄する岩石などの部分を捨石ないしは廃石、俗称でズリという。このズリは特定の場所に集められて捨てられるが、長年にわたり捨て続けているうちにズリは積み上げられてゆき、やがて山ができてくる。こうしてできた山をズリ山という。鉱山での廃棄物を捨てたものがズリ山で、炭鉱のズリ山はボタ山と呼ぶのが正しい。文字は硬山と標記。 茅沼炭鉱等の北海道西部の炭鉱では,他の本州以南の地域の炭鉱と同じく硬山(ボタ山)と呼ばれているが、その呼称はこの地域の方言であり、炭鉱の廃棄物の山は硬山が正式名称である。 以下では、石炭の採掘によって発生したズリ山.則ち硬山(ぼた山)に限定して記述する。
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