スーパーボーイ (架空の人物)とは? わかりやすく解説

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スーパーボーイ (架空の人物)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/09/14 04:20 UTC 版)

スーパーボーイ
出版の情報
出版者 DCコミックス
初登場 Adventures of Superman #500 (1993年6月)
クリエイター カール・ケセル
トム・グラメット
作中の情報
本名 コン゠エル
コナー・ケント
ライオネル・ルーサー
種族 クリプトン人のクローン
所属チーム プロジェクト・カドモス英語版
スーパーマン・ファミリー
ヤング・ジャスティス
ティーン・タイタンズ
能力
  • 高い耐久力と怪力とスピード
  • 飛行能力
  • 透視能力
  • ヒートビジョン
  • フリーズブレス
  • テレキネシス

スーパーボーイ: Superboy)、コナー・ケント: Conner Kent)は、DCコミックスの出版するアメリカン・コミックスに登場する架空のスーパーヒーロー。カール・ケセルとトム・グラメットによって創造され、1993年の"Adventures of Superman #500"で初登場した[1]

人物

デス・オブ・スーパーマン』でドゥームズデイによってスーパーマンが殺された後、プロジェクト・カドモス英語版の所長ポール・ウェストフィールドはスーパーマンのDNAからクローンを作り出すために遺体を盗み出す[2]。遺伝子を採取した際、スーパーマンの体が生体電気に覆われていることを発見する。生体電気の反応を再現して、クローンにスーパーマンと似た能力を持たせることに成功する[3]。1つの細胞から1週間で10代にまで成長し、年齢に見合った記憶を人工的に施され、スーパーボーイが誕生した。

歴史

メトロポリスキッド

プロジェクト・カドモスの施設から脱走しメトロポリスに辿り着くと、スティールサイボーグスーパーマンバイザースーパーマンと同時期に「スーパーマンの後継者」として植え付けられた記憶のままに活動しはじめる[4]。サイボーグスーパーマンに捕らわれて以降は、復活したスーパーマンやスティール、スーパーガールと共闘してサイボーグスーパーマンを倒す。その後はスーパーマンとガーディアン英語版の説得でプロジェクト・カドモスに戻ることになり、その際にスーパーマンから改めて「スーパーボーイ」と名付けられる[3]

スーパーボーイ

プロジェクト・カドモスの一員となるとメトロポリスを去り、プロジェクト・カドモスに斡旋され活動の場をハワイ州に移す[5]。ハワイでは政府直属の任務としてアマンダ・ウォーラーに招集されデッドショットキャプテン・ブーメランノックアウト英語版らと共にスーサイド・スクワッドに参加した[6]

ある日、スーパーボーイはスーパーマンに「孤独の要塞」へと招かれる。そこでクリプトン人の歴史を追体験しエル家のことやスーパーマンが地球で活動する意義を知る。スーパーマンからスーパーボーイにコン゠エルの名前を与えられ、仕事仲間では無く、エル家のSのシンボルを持つ者同士協力して欲しいと頼まれる。クローンとして生まれ、それまで自身の過去も家族もいなかったスーパーボーイは、個人として名前がついたことに涙を溢れさせて喜んだ[7]

書誌情報

タイトル 収録内容 刊行日 ISBN
Superboy: Trouble in Paradise Superboy Vol.4 #0-10 2018年1月 978-1401275136
Superboy: The Boy of Steel Adventure Comics #0-3,5-6, Superman Secret Files 2009 2011年5月 978-1401227739
Superboy: Smallville Attacks Superboy Vol.5 #1-11 2011年12月 978-1401232511
New 52
Superboy Vol.1: Incubation Superboy Vol.6 #1-7 2012年8月 978-1401234850
Superboy Vol.2: Extraction Superboy Vol.6 #0, 8-12, Teen Titans Vol.4 #10 2013年6月 978-1401240493
Superboy Vol.3: Lost Superboy Vol.6 #13–19, Superboy Annual Vol.6 #1 2014年1月 978-1401243173
Superboy Vol.4: Blood and Steel Superboy Vol.6 #20–25 2014年7月 978-1401246853
Superboy Vol.5: Paradox Superboy Vol.6 #26–34, Superboy: Future's End #1 2015年1月 978-1401250928

他のメディア

ドラマ

ヤング・スーパーマン (2001年-2011年)
 アレクサンダー/コナー・ケント
演 - ジェイコブ・デイビーズ/ルーカス・グラビール
最終シーズン(s10)の第6話と第16話に登場した。
レックス・ルーサーの遺伝子とクラーク・ケントの遺伝子を合わせ持つクローン。
アレクサンダーと言う名前で呼ばれていたが、クラークが保護してコナー・ケントという新しい名前を与えた。

TITANS/タイタンズ英語版 (2018年-現在)

演 - ジョシュア・オーピン

アニメ

ヤング・ジャスティス (2010年-現在)
声 - ノーラン・ノース、日本語吹替 - 新垣樽助
レイン・オブ・ザ・スーパーメン (アニメ) (2019年)
声 - キャメロン・モナハン英語版
ジャスティス・リーグ:ダーク アポコリプス・ウォー (アニメ) (2020年)

脚注

  1. ^ スーパーボーイ”. 2018年2月22日閲覧。
  2. ^ Superman vol.2 #76
  3. ^ a b Adventures of Superman #506
  4. ^ Superboy vol.1 #0
  5. ^ Superboy vol.1 #1
  6. ^ Superboy vol.1 #13
  7. ^ Superboy vol.1 #59

外部リンク




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