スルフィノアラニン・デカルボキシラーゼとは? わかりやすく解説

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スルフィノアラニンデカルボキシラーゼ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/07 10:05 UTC 版)

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スルフィノアラニンデカルボキシラーゼ
識別子
EC番号 4.1.1.29
CAS登録番号 62213-10-9
データベース
IntEnz IntEnz view
BRENDA BRENDA entry
ExPASy NiceZyme view
KEGG KEGG entry
MetaCyc metabolic pathway
PRIAM profile
PDB構造 RCSB PDB PDBj PDBe PDBsum
遺伝子オントロジー AmiGO / QuickGO
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スルフィノアラニンデカルボキシラーゼ(Sulfinoalanine decarboxylase、EC 4.1.1.29)は、以下の化学反応触媒する酵素である。

3-スルフィノ-L-アラニン ヒポタウリン + CO2

従って、この酵素の1つの基質は3-スルフィノ-L-アラニン、2つの生成物はヒポタウリン二酸化炭素である。

この酵素はリアーゼ、特に炭素-炭素結合を切断するカルボキシリアーゼに分類される。系統名は、3-スルフィノ-L-アラニン カルボキシリアーゼ (ヒポタウリン形成)(3-sulfino-L-alanine carboxy-lyase (hypotaurine-forming))である。他に、cysteine-sulfinate decarboxylase、L-cysteinesulfinic acid decarboxylase、cysteine-sulfinate decarboxylase、CADCase/CSADCase、CSAD、cysteic decarboxylase、cysteinesulfinic acid decarboxylase、cysteinesulfinate decarboxylase、sulfoalanine decarboxylase、3-sulfino-L-alanine carboxy-lyaseとも呼ばれる。この酵素は、タウリン及びヒポタウリンの代謝に関与している。補因子としてピリドキサールリン酸を必要とする。

構造

2007年末時点で、1つの構造が解明されている。蛋白質構造データバンクのコードは、2JISである。

出典

  • Guion-Rain M-C, Portemer C, Chatagner F (1975). “Rat liver cysteine sulfinate decarboxylase: purification, new appraisal of the molecular weight and determination of catalytic properties”. Biochim. Biophys. Acta. 384 (1): 265–76. doi:10.1016/0005-2744(75)90115-1. PMID 236774. 
  • JACOBSEN JG, THOMAS LL, SMITH LH Jr (1964). “PROPERTIES AND DISTRIBUTION OF MAMMALIAN L-CYSTEINE SULFINATE CARBOXY-LYASES”. Biochim. Biophys. Acta. 85: 103–16. PMID 14159288. 



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