スモークドガラス
着色のために酸化ニッケルなどを含有させたガラスで、着色原料としては、酸化ニッケル、炭酸ニッケルが使用されている。酸化ニッケルと酸化鉄とでは、アンバースモーク、酸化ニッケルと重クロム酸カリウムとでグリーンスモーク、酸化ニッケルと酸化コバルトとではコバルトブルースモークが得られる。これらの着色剤と組み合わせて各種のスモークガラスがつくられるが、一般には建築、照明、化粧瓶などに用いられる。自動車用としては、コストが高く、カスタム仕様など、ごく一部で側面ガラスに使われる程度である。
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