スタックのアドレッシングモード
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/26 17:01 UTC 版)
「PDP-11」の記事における「スタックのアドレッシングモード」の解説
R6はSPと表記されることもあり、トラップや割り込みの際のハードウェアスタックのスタックポインタとして使われる。このスタックは、アドレスの小さい方に向かって成長する。SPまたはプログラマがソフトウェアスタックのスタックポインタとして選択した任意のレジスタには、次のようなアドレッシングモードがある。 コード名称例説明16 間接 (SP) オペランドはスタックのトップにある。 26 自動インクリメント (SP)+ オペランドはスタックのトップにあり、それを使用後にポップする。 36 自動インクリメント間接 @(SP)+ オペランドへのポインタがスタックのトップにある。それを使用後にポップする。 46 自動デクリメント −(SP) 値をスタックにプッシュする。 66 インデックス X(SP) スタックのトップからの相対位置でスタック内の任意のアイテムを参照する。 76 インデックス間接 @X(SP) スタックのトップからの相対位置でスタック内の任意のポインタの指すアイテムを参照する。 ソフトウェアスタックはバイトも積むことができるが、SPの場合はワードしか積まない。従ってSPの自動インクリメント/自動デクリメントは常に2ずつである。
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