スキー・リゾート列車の企画
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/25 03:05 UTC 版)
「アルファコンチネンタルエクスプレス」の記事における「スキー・リゾート列車の企画」の解説
このころ、石勝線沿線には当時のスキーブームを背景にトマム(勇払郡占冠村)・サホロ(上川郡新得町)に大型リゾートホテルが作られた。道路事情の不便さもあり、両リゾートへのアクセスは千歳空港からのスキー客輸送を石勝線に頼っていたが、国鉄の運行する臨時列車は旧態化したキハ56系が主力で、「リゾート」の雰囲気とはほど遠くホテル・利用客の双方から不満があった。 そこでホテル側が宿泊客向けに列車を借り切り、営業収入を保証するという、国鉄にとっては有利な条件を提示して、新たな特別車両の開発を申し入れた。これは国鉄にとっても前代未聞のケースで、従来の国鉄の体質では受け容れ難い企画提案であったが、民営化を前にした増収政策への方針転換もあり、国鉄とホテルの提携(タイアップ)によってリゾート列車用の特別車の開発が行われることになった。
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