ジョン・レスター (右投手)とは？わかりやすく解説

ジョン・レスター
*Jon Leicester*
	オリックス・バファローズでの現役時代 ; (2010年7月4日)
基本情報
国籍	アメリカ合衆国
出身地	カリフォルニア州マリポサ
生年月日	1979年2月7日（46歳）
身長; 体重	6' 3" ＝約190.5 cm; 220 lb ＝約99.8 kg
選手情報
投球・打席	右投右打
ポジション	投手
プロ入り	2000年 MLBドラフト11巡目
初出場	MLB / 2004年6月9日; NPB / 2009年5月30日; CPBL / 2012年3月17日
最終出場	MLB / 2007年9月28日; NPB / 2010年8月15日; CPBL / 2013年7月14日
経歴（括弧内はプロチーム在籍年度）
	メンフィス大学; シカゴ・カブス (2004 - 2005); ボルチモア・オリオールズ (2007); オリックス・バファローズ (2009 - 2010); 統一セブンイレブン・ライオンズ (2012 - 2013); メキシコシティ・レッドデビルズ (2014); ユカタン・ライオンズ (2015); サザンメリーランド・ブルークラブス (2015); プエブラ・パロッツ (2015); サザンメリーランド・ブルークラブス (2015 - 2016);
	この表について

ジョナサン・デビッド・レスター（Jonathan David Leicester、1979年 2月7日 - ）は、アメリカ合衆国・カリフォルニア州マリポサ出身の元プロ野球選手（投手）。

経歴

プロ入りとカブス時代

2000年のMLBドラフト11巡目でシカゴ・カブスに指名され^[1]、契約。

2004年6月9日の対セントルイス・カージナルス戦（リグレー・フィールド）の5回表から3番手として登板してメジャーデビューを果たした^[1]。結果は1イニングを投げて2奪三振を記録するものの、ソロ本塁打を浴びて1失点だった。

レンジャーズ時代

2006年のシーズン開幕前にマイナー投手とのトレードでテキサス・レンジャーズに移籍。しかし、レンジャーズでは登板のないまま、シーズン終了後にフリーエージェントとなった。

オリオールズ時代

2007年にボルチモア・オリオールズに移籍。ほとんどは3Aノーフォークで過ごしていたが、9月にメジャー昇格しキャリア初の完投も記録した。

2008年はメジャーでの登板がないままシーズンを終えた。

オリックス時代

2008年12月18日にNPBのオリックス・バファローズが獲得を発表した。

2009年は、20試合登板も制球難で防御率は5.04、9月22日に右肩痛で途中帰国したこともありとそのまま解雇濃厚となっていたが、球威あるボールが評価され残留することとなった。

2010年は、前年度まで抑えだった加藤大輔、リリーフ転向を目指す小松聖らがオープン戦でも調子が上がらないこともあり、クローザーに抜擢された。しかし、制球が不安定で、綱渡りの投球が目立った。春先はそれでも何とか凌いでいたが、6月1日の対中日戦で逆転負けを喫すると、以後はクローザーの座を岸田護に奪われ、自身は中継ぎに降格するなど安定感に欠いた投球が目立ち、6月21日に登録抹消。その後、7月18日に再登録されるも、安定感の欠いた投球が続き、最後の3試合ではいずれも失点を重ね、8月16日に登録抹消となった。結局、35試合に登板して2勝2敗10セーブの成績を残したものの、WHIPは前年を上回るなど、リリーフとしては不安定な状態であった。11月11日に自由契約公示された。

パドレス傘下時代

2011年3月1日にサンディエゴ・パドレスとマイナー契約^[2]。メジャーに昇格することなかった。11月2日にFAとなる^[3]。

台湾時代

2012年2月21日にCPBLの統一セブンイレブン・ライオンズと契約（登録名：強納森）。同年は先発投手として12勝を挙げた。

2013年は2勝に留まり、シーズン途中の7月16日にFAとなった。

メキシカンリーグ時代

2014年3月29日にメキシカンリーグのメキシコシティ・レッドデビルズと契約を結んだ^[1]。6月3日にFAとなった^[1]。

2015年2月6日にメキシカンリーグのユカタン・ライオンズと契約を結んだ^[1]。6月22日にFAとなった^[1]。6月23日にメキシカンリーグのプエブラ・パロッツと契約を結んだ^[1]。7月2日にFAとなった^[1]。

北米・独立リーグ時代

2015年途中でアメリカ合衆国の独立リーグのアトランティック・リーグのサザンメリーランド・ブルークラブスに移籍し、2016年も所属した^[4]。

プレースタイル・人物

常時150km/hを超えるストレートが持ち味。変化球の持ち球は、スライダー・フォークなど。

NPBで記録した通算3敗は、いずれも対中日戦で記録している。

詳細情報

年度別投手成績

年度	球団	登板	先発	完投	勝利	敗戦	セ丨ブ	ホ丨ルド	勝率	打者	投球回	被安打	被本塁打	与四球	敬遠	与死球	奪三振	暴投	失点	自責点	防御率	W H I P
2004	CHC	32	0	0	5	1	0	5	.833	175	41.2	40	7	15	0	0	35	0	20	18	3.89	1.32
2005	CHC	6	1	0	0	2	0	0	.000	46	9.0	11	2	9	0	2	7	1	10	9	9.00	2.22
2007	BAL	10	5	1	2	3	0	0	.400	145	32.0	36	3	13	0	3	16	1	27	27	7.59	1.53
2009	オリックス	20	0	0	0	1	0	1	.000	108	25.0	22	0	11	0	2	20	2	14	14	5.04	1.32
2010	オリックス	35	0	0	2	2	10	0	.500	178	37.2	45	3	16	1	2	33	1	21	20	4.78	1.62
2012	統一	27	27	1	12	5	0	0	.706	682	166.2	155	4	43	0	11	111	8	59	46	2.48	1.19
2013	統一	11	11	0	2	4	0	0	.333	261	56.1	71	2	22	0	3	38	2	41	29	4.63	1.66
MLB：3年		48	6	1	7	6	0	5	.538	366	82.2	87	12	37	0	5	58	2	57	54	5.88	1.50
NPB：2年		55	0	0	2	3	10	1	.400	286	62.2	67	3	27	1	4	53	3	35	34	4.88	1.50
CPBL：2年		38	38	1	14	9	0	0	.609	943	223.0	226	6	65	0	14	149	10	80	66	3.03	1.30

2012年度シーズン終了時

記録

NPB

初登板：2009年5月30日、対横浜ベイスターズ1回戦（スカイマークスタジアム）、9回表に3番手で救援登板、1/3回3失点
初奪三振：同上、9回表に村田修一から空振り三振
初ホールド：2009年7月16日、対千葉ロッテマリーンズ12回戦（京セラドーム大阪）、7回表に3番手で救援登板、2回無失点
初セーブ：2010年3月28日、対福岡ソフトバンクホークス3回戦（福岡Yahoo! JAPANドーム）、9回裏1死に3番手で救援登板・完了、2/3回無失点
初勝利：2010年6月7日、対広島東洋カープ4回戦（福山市民球場）、6回裏に3番手で救援登板、2回2失点

タイトル

CPBL

最優秀防御率：1回（2012年）

背番号

51 （2004年 - 2005年）
52 （2007年）
24 （2009年 - 2010年）
33 （2012年 - 2013年）

脚注

^ ^a ^b ^c ^d ^e ^f ^g ^h MLB公式プロフィール参照
^ Padres Sign Jon Leicester MLB TRADE RUMORS
^ [1]
^ Baseball-Reference 参照

外部リンク

選手の通算成績と情報 MLB、ESPN、Baseball-Reference、Fangraphs、The Baseball Cube、Baseball-Reference (Register)
Jon Leicester stats MiLB.com （英語）
選手の各国通算成績 CPBL

[MLBstats-1] ^ ^a ^b ^c ^d ^e ^f ^g ^h MLB公式プロフィール参照

[2] Padres Sign Jon Leicester MLB TRADE RUMORS

[3] [1]

[br-4] Baseball-Reference 参照

[1]

[2]

[3]

[4]

表話編歴台湾プロ野球最優秀防御率
1990年代	90 史東 91 黄平洋 92 沙勒 93 陳義信 94 王漢 95 王漢 96 勞勃 97 賈西 98 郝有力 99 馬來寶
2000年代	00 楓康 01 蕭任汶 02 宋肇基 03 威森 04 林英傑 05 林恩宇 06 林恩宇 07 彼得 08 廖于誠 09 潘威倫
2010年代	10 卡斯帝 11 銳 12 強納森 13 希克 14 鄭凱文 15 羅力 16 羅力 17 張耿豪 18 羅里奇 19 羅力
2020年代	20 德保拉 21 德保拉 22 黄子鵬 23 布里悍 24 古林睿煬

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