ジョルジョ・スコラーリとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > ジョルジョ・スコラーリの意味・解説 

ジョルジョ・スコラーリ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/04/14 08:32 UTC 版)

ナビゲーションに移動 検索に移動
ジョルジョ・スコラーリ
Giorgio Scolari
基本情報
出生名 Giorgio Scolari (イタリア語)
ジョルジョ・スコラーリ (日本語)
生誕 1952年
出身地 イタリアクレモナ、カザルブッターノ(Casalbuttano)
職業 ヴァイオリン製作家

ジョルジョ・スコラーリ(イタリア語: Giorgio Scolari,1952年 - )は、現代クレモナを代表するヴァイオリン製作者、またヴァイオリン製作におけるすぐれた指導者でもあり、多数の後進を輩出している。

人物

1952年1月5日、クレモナのカザルブッターノ(it:Casalbuttano)に生まれる。

クレモナのヴァイオリン製作学校(I.P.I.A.L.L.)に通い、ピエトロ・ズガラボット及びジョ・バッタ・モラッシーに習い、1970年に卒業。

1970年から1976年にかけてジョ・バッタ・モラッシーの工房で働き、その後トレッキ通りに自身の最初の工房を開設。現在ではヴィルジリオ通り1(Via Virgilio,1)に弟のダニエレ・スコラーリと共同で新しい工房をかまえる。 1974年からヴァイオリン製作学校で教鞭を執り、40年以上にわたり世界各地に数多くの生徒を送りだしている。そして、ヴァイオリン製作学校における最高責任者でもある。

また、クレモナで数々の要職に就いている。

Cordinatore dei corsi professionalizzanti del progetto"Intesa Stato/Regione"

Cordinatore degli stages presso le botteghe di liuteria di Cremona

Presidente del Gruppo Liutai di Confartigianato della Provincia di Cremona

Presidente del Consorzio Liutai "Antonio Stradivari"di Cremona


 彼の作品は、過去の偉大なクレモナの巨匠達からインスピレーションを受けている。アマティストラディヴァリグァルネリ等のモデル、とりわけ個人的なモデルなど。最大の音響効果を得るために、木材の選択、木取りおよび彫刻に関しての具体的な評価、表板と裏板の厚みに特に注意を払われて作られており、ニスは、天然樹脂で構成され、黄色の下地の上に、明るくやわらかで透明なオレンジ~赤で、木目の美しさが強調されている。  主にヴァイオリン・ヴィオラ・チェロを製作し、要望があれば、コントラバスヴィオラ・ダ・ガンバ 、ギターリュートなどの弦楽器も製作する。彼はまた、レオナルド・ダ・ヴィンチが発明した、馬の頭蓋骨の形のリラ・ダ・ブラッチョの復元を行った。

賞歴

1971年第4回クレモナ・ビエンナーレ ゴールドメダル

1974年第2回バニャカバッロ製作コンクール ゴールドメダル

1976年第1回クレモナ・トリエンナーレ ANLAIゴールドメダル

参考文献

  • LIUTERIA CREMONESE CONTEMPORANEA featuring47makers



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「ジョルジョ・スコラーリ」の関連用語

ジョルジョ・スコラーリのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



ジョルジョ・スコラーリのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのジョルジョ・スコラーリ (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS