ジョゼフ・ラニエル
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ジョゼフ・ラニエル(Joseph Laniel、1889年10月12日 - 1975年4月8日)は、フランスの政治家。フランス第四共和政の1953年から1954年にかけて首相を務めた。
1889年10月12日、オルヌ県ヴィムティエで生まれた[1]。1932年に代議院議員に当選、1940年のポール・レノー内閣で大蔵次官を務めた。ヴィシー政権期にレジスタンス運動に参加した[1]。
戦後、中道右派政党自由共和党(Parti républicain de la liberté、 PRL)を経て、独立農民国民中道派(Centre National des Indépendants et Paysans、CNIP)を結成。また1945年に国民議会議員に当選した[1]。1951年から1952年までの第2次ルネ・プレヴァン内閣で郵政相を務めた後、1953年首相となるが、1954年第一次インドシナ戦争におけるディエンビエンフーの戦いの敗北で打撃を受ける[1]。ディエンビエンフー陥落後もアメリカの軍事介入に同調し、戦争継続を図ったが、ピエール・マンデス=フランスの激しい攻撃を受け、これをきっかけに内閣総辞職した。
1975年4月8日、パリで死去した。
出典
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