ジューヌ・タザリア
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/05 06:37 UTC 版)
「タザリア王国物語」の記事における「ジューヌ・タザリア」の解説
(Jeune Tazalia, 聖階暦2007年 - 2020年)タザリア王クレイトス・タザリア 3世の皇子。(系図参照。)母エスナ・タザリアはベトゥラ連邦共和国のシェイド家出身。他の王族と同様に錆色の髪と瞳を持つ。双子かと思えるほどジグリットによく似ているが、性格は全く異なり引っ込み思案なうえ臆病である。そのうえ姉のリネア皇女が暗殺の危険を信じ込ませ続けたため、ますます内気になり自室に引きこもって滅多に出てこなくなってしまった。近衛隊長フツが虚弱、貧弱、軟弱と3拍子そろっていると言うほどである。あまり頭がよくなく、怖がって稽古をしなくなったので武術の腕もよくない。 2020年の戦争の際、腹違いの兄タスティンが戦死したため援軍の司令官として13歳で出陣。戦場の悲惨な様子に怖じ気づいたことが原因で崖から落ち、木に引っかかって助かったものの敵兵に見つかり殺されてしまう。それ以降はジグリットがジューヌと入れ替わり、ジューヌはジグリットとして葬られた。
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