ジュネス・ミュジカル・ロマニア主催ブカレスト国際音楽コンクールとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 固有名詞の種類 > できごと > 芸術祭 > 音楽祭 > 音楽コンクール > ジュネス・ミュジカル・ロマニア主催ブカレスト国際音楽コンクールの意味・解説 

ジュネス・ミュジカル・ロマニア主催ブカレスト国際音楽コンクール

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/08/28 11:07 UTC 版)

ナビゲーションに移動 検索に移動

ジュネス・ミュジカル・ロマニア主催ブカレスト国際音楽コンクールルーマニア首都ブカレストで行われる、国際音楽コンクール。

概要

一般的にはブカレスト青年国際音楽コンクールと呼ばれることが多いが、これは正式名称ではない。ジュネス・ミュジカル・ロマニアはジュネス・ミュジカルとは全く違い、1990年に共産主義政権の崩壊後独自に設立された音楽協議会である。従ってこの機関は、文献によってはルーマニア青少年音楽協議会と翻訳されることもある。

主に就学中の音楽家の支援を行うのが目的の国際コンクールである。ピアノヴァイオリンフルートクラリネットの器楽部門はAからDまでのカテゴリーに年齢別に分かれている。作曲のみ35歳以下の部門しかない。2006年度までは、ピアノ、クラリネット、作曲の三部門と、ヴァイオリン、フルート、作曲の三部門が、各隔年で開催されていた。

審査員は各国の音楽院で教職に就く者から、適度に指名されて選ばれている。演奏部門は日本人の審査員も毎年一人は選ばれていた時期もあった。辻本聡子(2004年、クラリネットD部門第二位)、山本和智(2005[1]&2006年、作曲A部門入選)など、日本人の入賞率も高かった。

2006年度閉幕後大きく規約が変更され、2007年度はヴァイオリンと作曲の二部門しか開催されなかった。現在は、隔年で開催しており正式名称が「ジュネス・ミュジカル・ロマニア主催ブカレスト国際音楽コンクール・ディヌ・リパッティ」に変更された[2]

過去の受賞者

脚注

  1. ^ Laureati Compozitie”. www.jmevents.ro (2006年10月3日). 2019年8月28日閲覧。
  2. ^ jeunesses-international-music-competition-dinu-lipatti”. jmevents.ro. 2018年11月8日閲覧。
  3. ^ 2007年作曲部門の結果はこちらが正解。2008と表記されているが誤り。”. jmevents.ro (2009年2月11日). 2019年8月28日閲覧。
  4. ^ 2007年作曲部門開催。”. jmevents.ro (2009年2月11日). 2019年8月28日閲覧。

外部リンク





固有名詞の分類


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「ジュネス・ミュジカル・ロマニア主催ブカレスト国際音楽コンクール」の関連用語

ジュネス・ミュジカル・ロマニア主催ブカレスト国際音楽コンクールのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



ジュネス・ミュジカル・ロマニア主催ブカレスト国際音楽コンクールのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのジュネス・ミュジカル・ロマニア主催ブカレスト国際音楽コンクール (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS